Basketballnavi.DB更新作業停止について

Basketballnavi.DBですが、2022年5月8日の2021-22シーズンのデータ更新終了を以てサイト更新を一時停止する事としました。

今回の結論に至った理由は何点かありますが、一番の要因はサイト運営のモチベーションが低下していることです。

新たに何か(バスケは関係ありません)を始めたくてもサイトの更新作業があって時間の確保がままならない状況であり、メンテナンス作業のコストがかなりネックになっており行き詰まりを感じているところです。

※1:サイト更新は半自動となっており、あまり手の掛からない作りにはしていますが、この2シーズンはコロナ禍という事もあり変則日程に手を焼いておりました。
※2:データ更新には「試合データの更新」と「選手データの更新」の2種類があり、試合データはさほど大変ではないですが選手データは契約や身長・体重、出身校の変化などがあり、随時対応するのは相当に骨が折れます。

そこで、最低限今オフシーズンは更新作業を停止し、サイト運営について再検討したいと考えました。

来シーズン(2022-23シーズン)更新作業を行うかは未定ですが、現時点では「後ろ向き」であることをお伝えしておきます。

最後に
この業界(協会・リーグ)に一個人が御願いが出来るのであれば、協会とリーグは国内のバスケットボールに関して『データ』という目線から「選手」「スタッフ」「ファン」を大事にしているのか?というのは長く疑問に思っている部分です。

リーグ分裂(NBL,bj,NBDL)からデータが散り散りになってしまい、方やシーズン更新毎に前シーズンの記録が全て消えてしまうリーグも有り、Bリーグ以前を経験した選手たちの記録はどのような扱いになっているのでしょうか。

そして、プロ・アマ問わず、分析についてあまりにも敷居が高い状況である事も疑問です。
知識と根気強い調査力があればなんとかなるのでしょうが、データ収集のコストを極力低くし、分析に専念しやすい環境を作り、「分析戦力」の土壌を上位カテゴリーだけでなく下位カテゴリー(アマチュア含め)にも作れるよう環境整備すべきなのではと考えます。
詳細データ開放等、協会・リーグがやれることは沢山ありそうな気がしています。

この業界を支えてきた方々の「記録」を明確にする事で、それに関わった方々(選手・スタッフ・ファン)に安心が生まれると思います。
更には、それを『今後のために』分析戦力の育成に繋げられるよう、業界の方々には動いてほしいと切に願います。
(データ分析の人材育成に関しては協会だけでなく各プロクラブも然りだと考えます)

知恵と工夫があれば、そこにそれほどのお金がかかるとは思いません。
「素人でも(勉強して)」「金がなくても(工夫して)」出来るというのを実証したのがこのBasketballnavi.DBかな。。。と(勝手に)思っています。


7シーズン(開発を始めた期間含めると8シーズンくらいかと)好き勝手させてくれた家族には感謝です。ありがとうございました。