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パース・ワイルドキャッツがプレシーズンツアーとしてBリーグ3チームと対戦！

日刊バスケットボールニュース

オーストラリアのナショナルバスケットボールリーグ（NBL）に所属する「パース・ワイルドキャッツ」は今月8月末から日本ツアーを行い、千葉ジェッツ、横浜ビー・コルセアーズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦します。

8/31(土) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs パース・ワイルドキャッツ
9/2(月) 千葉ジェッツ vs パース・ワイルドキャッツ
9/4(水) 横浜ビー・コルセアーズ vs パース・ワイルドキャッツ

ワイルドキャッツはいろいろな点で日本やBリーグと接点があり、今回は、そのいくつかを紹介させてもらいます。

まず、パース・ワイルドキャッツはどんなチームかというと、42年の歴史を刻む歴史あるチームで、NBL優勝10回という名門チームです。

ショーン・デニスHC

今回、最初に対戦する名古屋ダイヤモンドドルフィンズのショーン・デニスHCは、ワイルドキャッツのアシスタントコーチ（ニュージーランド女子代表チームのヘッドコーチも）をしていて、その縁は今回の対戦にもつながっていると思います。（余談になりますが、比江島選手がオーストラリア挑戦時に、オーストラリアのチームに紹介したのもショーン・デニスと言われています。）

千葉ジェッツとはとてもホットな繋がりです。つい最近、千葉ジェッツのヘッドコーチに就任したトレバー・グリーソンは元ワイルドキャッツHC。NBLで5度の優勝経験を持つ強者です。トレバー・グリーソンはジェッツに新加入する渡辺雄太選手をラプターズでコーチとして指導していたこともあります。

ジョン・ムーニーも3シーズン前にワイルドキャッツから移籍した選手です。冒頭の写真はNBLで戦っているムーニー選手（パース・ワイルドキャッツ、千葉ジェッツ）と馬場選手（メルボルン・ユナイテッド、長崎）で、2020–2021シーズンですが、ユニフォームを見なければ「Bリーグのゲーム」と言っても疑う人いないのではないでしょうか？ムーニー選手はこのシーズンにNBLリバウンド王になり、オールNBLファーストチームに選出され、翌シーズンにジェッツと契約して来日しています。

ムーニー、ビック・ロー、スミス、タクマ、ギャビン。。。あの連勝記録を作ったメンバー。

ジェッツから琉球に移籍したヴィック・ローもでワイルドキャッツでプレーしていました。

ワイルドキャッツのバスケットボール運営ゼネラルマネージャー、ダニー・ミルズ氏は次のようにコメントしています。「NBLチームとして初めて日本にプレシーズンツアーに行き、Bリーグのトップチームと対戦できることを嬉しく思います。このツアーは、コート上での経験だけでなく、コート外での絆を深め、日本文化を学ぶ機会も提供し、NBL25に向けての私たちのグループにとって理想的な準備になると信じています。Bリーグのチームと交流できることは素晴らしいことであり、今回の旅行中および今後数年間にわたってこうした関係を強化していくことを楽しみにしています。名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、千葉ジェッツ、横浜ビー・コルセアーズの皆様のおもてなしと今回のツアーの実現にご協力いただき、心より感謝申し上げます。」

千葉ジェッツ、横浜ビー・コルセアーズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズがワイルドキャッツとどのようなゲームを見せてくれるのかが今から楽しみです。このプレシーズンマッチが、今シーズンの始まりになりそうで、それはもう今月8月末の話です。オリンピックロスを、このゲームへの期待に変えて待ちましょう！

（追記）
残念なお知らせ。
なんと「9/4(水) 横浜ビー・コルセアーズ vs パース・ワイルドキャッツ」戦は非公開！
そんなバカな。。。
みんなで声をあげて、見せてもらえるようにできないかな？

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