2020-21三遠ネオフェニックス

画像1

ヨーロッパ型のバスケへの転換か
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチHC、新体制。
コーチ名が長いので、ニックネームのヴィーチャ(Vica)と表記。
昨シーズンは藤田体制からブライアン・ロウサム体制に移行したが、開幕からの10連敗で河内修斗氏と交代。やり繰りが難しいシーズンを送った。
今シーズンは、セルビアからアドバイザーとして、ヴラデことウラジミール・ヨヴァノヴィッチ氏を招聘。また同じくヴィーチャをヘッドコーチに、河内修斗氏をトップアシスタントコーチという陣容で挑むことになった。
外国籍選手を相違入れ替えしていることもあり、合流が遅れ苦しい立ち上がりとなっている。
日本人選手は昨シーズン、三河から移籍した西川貴之選手の得点力に今シーズンも期待がかかる。ガードは寺園脩斗鈴木達也川嶋勇人選手と層は厚い。今シーズンはここにセルビアからヴィーチャの教え子でありサイズのあるネナド・ミリェノヴィッチ選手が加わる。
またSGもアジア枠としてフィリピン代表のサーディ・ラベナ選手を獲得した。1対1に強く勝ち気な彼がもたらすインパクトに期待したい。


チームの大黒柱、太田敦也選手も健在。ここにカイル・ハントステヴァン・イェロヴァツ選手のベテランが加入した。ハント選手はスペインで、イェロヴァツ選手はドイツ、トルコなどヨーロッパでプレイしていた経験がある。左利きでポストアップも上手く距離を気にせずシュートするイェロヴァツ選手がどれくらい日本のバスケスタイルに合うか。
ヨーロッパ型と書いたが、インサイドに重きをおくセルビアバスケを日本でも展開するのか興味は尽きない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?