2020-21レバンガ北海道

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北の大地でスモールボールは花開くか!
宮永雄太ヘッドコーチ、新体制。
渋谷や秋田の影に隠れがちだが、実はフルコートで5秒や8秒オーバーを誘発し、ハードショウからダブルチームをしかける攻撃的な守備のバスケ。
昨シーズンもハードショウを基本とするクラブではあったが、全員の守備意識が徹底出来ず(特に外国籍選手のメンタルにムラっけがあった)、また攻撃ではマーキス・カミングス選手への依存が高すぎたこともあり、宮永HCも開幕前のインタビューで「誰かに依存せず、硬い守備から速いバスケ」を目指すと語っている。
長らく日本バスケの顔であり、チームの圧倒的な存在でもあった折茂武彦選手が引退。
桜井良太選手らのベテランから中野司内田旦人選手らの若い世代が攻撃の一翼を担うことになる。特に中野選手は年々得点力をアップし、今シーズンは平均二桁得点が期待される。
ベテランの橋本竜馬多嶋朝飛選手のガード陣に加え、横浜から復帰した牧全選手、富山から移籍した葛原大智選手らもスモールボールを体現するには必要不可欠な存在だ。
NBAでも流行のスモールボール(ハンドリング能力の高い選手をあつめ、BIGセンターを置かない戦略)を行うのだろう。
東地区の強豪には必ずといって良いほどBIGセンターをいるわけだが、あえてスモールボールでのチャレンジが成功するか非常に期待している。
千葉から移籍したニック・メイヨ選手、ベテランのジャワッド・ウィリアムズ選手、帰化選手のファイ・パプ月瑠選手は守備をサボらず基本にも忠実な選手たちだ。
北の大地でスモールボールが花開くはどうかはニック・メイヨ選手とジョーダン・テイラー選手とピックアンドロール(ツーメンゲーム)をみることになってからではないかと予想する。


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