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「誰しも職業人生が非線形になる」への自分なりの対処

特集ではない記事が刺さりました。

●誰しも職業人生が非線形になる
なぜキャリア・トランジションは難しいのか

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2024年 1月号 目次

今日、どんなキャリアステージにあっても、みずからの仕事と人生について考えざるをえなくなっている。急激な社内の変化や加速する技術革新によって、シンプルに人生のステージを歩むことが困難になっているからだ。誰しもがトランジション(キャリアの転換・移行)を考えなければならない時代だが、多くの人にとってこれが難しい。

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2024年 1月号  誰しも職業人生が非線形になるなぜキャリア・トランジションは難しいのか

難しいよね….。記事の言葉をかりると、教育、仕事、引退てステージで考えられなくなっていて、常に学ぶ機会をもとめ、休息や回復の時間の頻度も増えている。長い職業人生で頻繁に訪れるトランジション(キャリアの転換・移行)を最大限に活かす方法を学び必要がある。とのこと。
そしてなぜ変わることが難しいかと言うと、キャリアパスが非線形になりつつあるのにトランジションは制度課されていなくて、手順も道しるべも進捗もわからない。サポートもない。帰属意識からくる職業的アイデンティティを失うということでもある。
動き方の例としては、キャリアチェンジを余儀なくされた後、自分探しをしたり、計画を立ててその通りに動くなどせず、動き周り、ひとつのことに腰を据えずに、様々なことを試して順応していったというエピソードが紹介されていました。

そしてそういうことは頭では理解できても感情はついてこないとのこと。「リミナルな状態」と表現されており、明らかに終わった過去と不確かな未来の「狭間」におかれるため、明確な目標に突き進むことに慣れた人にとって曖昧な状態は不快があるが、古い常識に疑問を投げかける大事な時間になるよとのこと。ゆえに、あえてリミナルな状態を受け入れて、迷子になることをいとわないといいよと勝たれていました。計画実行型じゃなくて、様々探索して、ひとつのことにコミットするのは先置くといいよとのこと。あわせてそういう中では感情が不安定になりがちなので心の通じ合う仲間と密に交流するといいよとありました。
結びとしては、絶え間ないキャリアの再構築が状態化する中、自分という物語には始まりもない。達成感がない代わりに、得られるのは学び。とのこと。地位やアイデンティティの喪失に抵抗するのではなく、それを受け入れた時、人は自分自身について学び、長い目でみれば使える選択肢が増えていく。とのこと。

感想

そういうトランジション自体は今までもいくつか踏んできましたが、結局それは望む望まざるに関わらずありつづけるわけなんですね。そうであるならば一つにしがみつくのではなく、自らリミナルに差し出す、飛び込むのことで得るものは大きいはず。そのため今まで通り、立ち位置を守るのではなくどしどし変えて、ゆずって、とびついてというのを進めていこうと思いました。

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