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【板橋 聡】 2019.05.12 ツールドひたちなか 100km DNF

結論から書くと40km地点で一度集団から離脱して自転車を降り、コース復帰後は集団の最後尾でヒラヒラしながら計70kmでレースリタイア。着に絡む以前の問題となってしまった不甲斐ないレース。

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レーススタートが07:00という早めに対して会場まで片道2.5時間。なので睡眠時間2時間で自宅は03:30出発。この時期でも当然の様にあたりは暗くてただの真夜中。05:30頃に会場着で受付なり準備を済ます。同じ100kmクラスには同期のクニと2人で参戦で、マークすべき選手と展開に対する策はある程度事前に会話をしていたのでレース中は自分もその辺りを意識して走っていく事を第一に。07:00キッカリにマスドスタートでレース開始。

序盤から内房レーシングの古谷さんが逃げを作りたそうな雰囲気。同時にARCCの山本選手も時折その動きに同調していく。先日のもてぎ7時間でも優勝した古谷選手と、昨年の意宮古島で逃げ切り優勝を飾った山本選手が関わる逃げはクニがすかさずチェックに入ってくれる。この二名が一緒に入る逃げには自分も後方から反応。そのままクニを交えて逃げが出来れば良し。自分が反応する事で集団も付いてきてしまうがそれでまた振り出しに戻るのも良しと考えていた。そんな繰り返しで序盤はインターバル多め。

この日は風も強く、クニや含めた逃げを作りたい方々が常にマークされてるので全く逃げが決まらない。途中からはクニや古谷選手が入る逃げをサポートしようと集団先頭付近で細かな動きを仕掛けてみる。が、それでもことごとく吸収されていた。

それとは別に開始10kmで左膝が痛み出す。数日前からなんとなくの痛みはあったが特に気にしてなく、今日のレースも2.5時間で終わるので問題無いだろうと思っていたのだが高強度のレースになると話は違った。20km経過時点でクニに「今日ダメかも」と伝える。それでも目の前に集団があればそこから離れたくはない訳でそのまま走り40km地点。RXのサポートジャージを着て走っていた吉村さん(マークしていた一人)と会話をしていた矢先、Uターンの立ち上がり付近で突如激痛が走る。一瞬で完全に踏めなくなって直後に集団から離脱。ホームストレートまでなんとか走って一旦自転車を降りストレッチ。

数分でなんとかコース復帰したもののロクに走れなそう感が満載。とりあえず先頭集団にラップされるまでは走ってクニに謝罪を。その後は集団の最後尾で4周ほどフラフラと走って自主リタイア。無念、とかの感情も無い程の虚無感。何やってんだか。

原因はある程度分かっているので気持ちの切り替えと共に膝も早々に回復させ、次回以降は最低限の事をしっかりとやっていくのみ。一緒にレースを走った方々、ありがとうございました。

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