好きな曲の話 2023
めちゃくちゃ久しぶりにこちら更新します。
最後に投稿をしたのがいつだったか忘れてしまうくらい過去の話です笑
こうやって気が向いた時に好きなことを投稿できて瞬間、瞬間の気持ちや想いを共有していくこと。それに対して瞬間的に見知らぬ人と繋がって心が軽くなるみたいな体験ができるツールがSNSの向き合い方だと個人的には思っています。
だからこそ検索を敢えてできないようにするとか(出来た方が便利でメリットが大きいのも承知の上で)そういう機能があったりすると面白いし、現実とそこまで乖離せずに楽しめるんじゃないかと思ったりもしてます。
ここまで期間が空いてしまった理由(言い訳)を少し綴ってから本題に移りたいなと思います。
そもそも投稿を始めたのが、確かコロナが蔓延し始めの2020年5月頃だと記憶しております。
特にやることもなかったし、何か好きなことや文字、言葉をアウトプットする機会があれば良いなと思っていた矢先にこのサイトの存在に気づき、
このサイトの情報(著者)特に音楽や本はとても有益的で救われるような気持ちを抱いたので、自分も何か発信力を持ってみようと思い始めました。
俗に言う自己満足ってやつです。
そこから何となく自分のペースで投稿をしていましたが、会社の制度で海外に行けるチャンスがあって、その試験の勉強をきっかけに投稿する余裕がなかったこと、そして無事試験に合格し、現在までアメリカで生活しており目まぐるしい環境の変化と新生活への期待感や夢中になりたいことが区切りを迎えてから日本へ帰国する前に思いを残しておこうという気持ちで再開しました。
ここまでがこの3年ほど投稿が止まり再開した経緯でした。
日本語とは違う英語を主軸として、生活していたせいか言葉が自分から離れてしまう感覚に陥っています。そのリハビリも兼ねて好きな人アーティスト曲について自分なりの解釈(フィルターを通して)で共有したいと思います。
そこで第一弾は WAR BEAR(From Galireo Garilei) のメートル法という曲についてつらつら書こうと思います。
まずWAR BEARとは、
Galireo GarileiやBBHFでフロントマンかつ作詞作曲担当の尾崎雄貴さんのソロプロジェクトです。
この2バンドで発表できない曲たちをソロだからこその自由さで始めたプロジェクトです。(今となってはです。当時はガリレオが解散して比較的すぐソロとして活動を始めました)
WAR BEARについてはここまでとして、彼が昨年に出したアルバムPatchの中に
収録されているメート方について話したいです。
このアルバムについても色々と話したいですが、今回は特にこのメートル法について話がしたくて、、、、
ざっくりですがこのアルバムの感想を述べると、凄く愛に溢れていて、今生活が順調で人生に対して凄く明るい兆しが覗いているんだろうなでした。ソロだからこその自分の心の内を曝け出すべく、孤独やその闇をテーマとした前回とはサウンド面でも飛躍し、愛と明るさに目が眩むような真反対と言っても過言ではないような作品が並んでいます。
実は私はこのアルバムで一番好きな曲は、メートル法ではないんです笑
一番の好きな曲は”汐”という曲なのですが、色々な理由があって(多分長くなる)いつか時間に余裕がある時に書きたいなと思います。
じゃあメートル法は2番目に好きかと言われると、そうでもないんですよね、、、
このアルバムの曲全てが好きという前提ではあるのですが、メートル法はここ最近目についたというか、劇的に頭に入ってきた曲なんですよね。(今の気分的には一番かも?)なんかずっと気になる人がクラスにいるみたいな感じ?
最初アルバムを流しで聴いてみて、特に歌詞カードとか見ずフィーリングで好みの
曲を探してあてるような感覚で聞くのですが、この曲は聞いた時にメートル法の意味含め頭に入って来なくて、そこから食わず嫌いのように距離を置いてしまっていました。
しばらくして(多分半年後くらい)歌詞カードを見てこの曲を聴いてみようと
思って歌詞を見たら、これは絶対好きだみたいな確信を持って(最初から見ろよという感じですが、、)もう一度聞きました。
ですが、また考察をしたらかなりカロリーを使うなと思い、後日ワシントンDCへ旅行した時に美術館を回っていて少し時間をゆっくり使いたいなと思い、絵たちに囲まれる空間の中で座りじっくり歌詞カードを見て歌を聞いて、歌詞が体に凄く染み込んだ記憶がありました。
この曲は凄く孤独を具現化した歌詞だなって思っています。きっとこの歌詞の主人公は違う国から日本へ身を移し、自国とは違う尺度の測り方を、人との距離感、愛の距離感と重ねた心情を歌っています。違和感がありつつも、一歩ずつ進んで、とにかく今いる位置は、前にいた位置とは違っていてその距離はメートル法に慣れていないせいで、わからないと皮肉めいたものを心象として持っていることを表しているのかなと思いました。
それは今自分自身がこのアメリカという土地にいて、全ての単位が日本とは違って、この曲の主人公とは逆の立場から、違和感を感じつつ生活していかないといけない心情と重なったのかなと今になって思います。旅行に行った当時も既にこっちの生活には慣れていましたが、慣れきっていない感じというか、慣れていないことに慣れたというか。。。
先ほどお伝えした私自身の感情こそ、この最後の3行に凝縮されているなと思っています。この最後の歌詞の余白の持たせ方、大事なことだからメートル法と2回続ける潔さが凄くいいバランスで、こういうのが作詞で受け手にとって一番大切に受け取っていないといけない曲のパンチラインだと思います。しかもこの歌詞の後のギターソロも少し気持ちが解放されたような気持ちの良いもので、この辺の編成もどういった意図で作成しているんだろうと興味がさらに湧きました。さすが尾崎さん。。。。
ここまで勝手に考察をした結果、この曲が自分の中でこのアルバムの気になる曲で居続けている理由だと思います。
だからこそ、この感情のが冷めてしまう前に、この熱量をここに残しておこうと思って、つらつら字を並べてみました。
この曲の良さであったりは、実際に聴いて頂き、その後アルバム通して聴いて頂けるとより理解して頂けるかなと思っています。
特に校閲もせずに投稿しておりますので、誤字、脱字ありましたらすみません。。
(次回は丁寧に書きないなと思ってます。。)
次は汐について書きたいな。。。
個人的に2023年ベストアルバムはキャロライン・ポラチェックの「Desire, I want to turn Into You」 でした。このアルバムツアーのライブも最高でした。
ではまた直ぐに戻ってきます。
ご覧頂きありがとうございました。