チリも積もれば|5/17 対中日6回戦は気になったところだけ

ご覧いただきありがとうございます。
最近あまりフルで振り返れていないのですが、今日も気になったところだけの抜粋になります。

気になったところ

守備について

スタメンが

一 オースティン
二 牧
三 宮﨑
遊 京田
左 佐野
中 蝦名
右 筒香

とかなりのファイヤーフォーメーションだったので懸念がありましたが思ったよりも破綻はしてないかなという感じでした。
ただ連携については課題があるんだろうなというのはライトフライを牧がかなり追いかけていたシーンから感じました。
当然ですが打ち合わせや能力の把握などはこれから詰めていくはずなので今日のように積極的に動くことから始めてだんだん間合いを取っていくのかと思います。
あとは単純な守備能力の面では野手間の打球などにも物足りなさを感じる場面は多々あるとは思うのでそれを補うだけの打力を見せてほしいと思います。

8回表の守りについて

100球を投じていた東が7回裏に打席に向かって続投になったこの回ですが、ピンチを招いて降板。
結果的に残りのアウト一つを伊勢が取り切りましたし、東自体投げてるボールに弱さは感じなかったので伊勢を準備させつつ続投もわからないことはないんですがリスク大きい方を取ったなという印象でした。
はじめは明日が中川颯ということもあってリリーフを使いたくなかったのかなとは思いましたがそれだけで8回を投げる投手を温存するというのも少し違和感があるので他に考えがあったのかなと思いました。

というところまで書いて中継ぎローテーションの話を思い出しました。
今のベイスターズはカードの前にリリーフの登板をある程度決めているそうで、特に明日の颯のあとは分厚くリリーフを用意しているはずです。
そうなると連投を避けるためにも今日と明後日で中継ぎのリソースを分け合うのが理想になるということなのかもしれません。
ここまでは想像にはなりましたが、実際にもともとある程度決めたレールを走らせているのが今のリリーフ運用で、夏場以降に勝負をかけるためにも今のこの我慢は必要経費として我慢した方が良さそうです。

8回裏の攻撃について

一死2,3塁で1点も取れなかったという場面ですが、ここは反省点になるのかなと思います。
今日のような打線を組んだのでもちろん長打が重要にはなりますが、長打を打ったその先、無死2塁や一死3塁といった状況でどうやって一点を取るかということもチームとして両立させたいのは間違いないと思います。

一死にしてまでランナーを2塁に送るバントや進塁打の意味がないのはその後、アウト一つにつき一つの進塁をしても3アウトまでに得点できないからです。

ただ一死にしてでもランナー3塁にするバントや進塁打などは次のアウト1つを引き換えに進塁させられれば一点入ります。
実際に得点確率は一死ランナー2塁ではほぼ上がりませんが一死ランナー三塁だと跳ね上がります。

そのため長打や盗塁で無死2塁、あるいは一死で3塁にランナーを置く状況を作ることで1点を確実に取るという野球が可能になります。
まとまった点を取りに行くべき、あるいはホームランを打つ機会を損失しているなどの考えは様々ありますが、少なくとも1点を取る野球を求めている人には以上の考えは必要不可欠だと思っています。

とにかく一死ランナー3塁を作ったら高確率で点を取りたいのはどちらにせよ同じということで、話が長くなりましたが今日の8回裏はそれができなかった場面でした。
多くの人が思ったであろう当然の話ですが、犠牲フライや進塁打は簡単な仕事ではないことを前置きした上で、それでもヒットを打つよりは可能性が高いですし、あと1イニング守り切れば良い、あと1点あれば良いという状況だったので悔しい攻撃になったのではないかなと思います。
ちなみに犠牲フライを打つ上で逆方向が1番打ちやすいとされます。
理由としては手首を返すと引っ掛けてしまいがちだからだそうです。
この打席の山本も外角の球を引っ掛けてしまったのはある意味残念だったと共に、むしろ普通に打ちに行った先にある形に見えました。
であれば今まで感じていたような制限をかけすぎる打席からは少し解放されたのかなという部分も感じました。
個人的に進塁打は打ち方が崩れるという理由であまり好みではないのでこういったことも感じましたが、とにかく進塁打を打つにせよ普通に打つにせよ打者が気楽にチームに得点をもたらせるであろう方を選べば良いと思います。
角度を付けるのが苦手でヒットを打つ方が楽という選手もいるでしょうし相手投手の特徴的に打球が上がりにくいなどでも変わるでしょうしね。

林の起用法について

色々と賑わせていますし自分も思うところがかなりあるのはXの方でも見ていただけている方には伝わっているかなと思います。
今日は代走で出場して盗塁して守備には入らず交代しました。
場面を考えると守備固めを次のイニングで大量に出すので、その守備固めのメンバーから最も盗塁できそうな人選ということで林が選ばれたんだなとつい思っていましたがそうではなく、
守備関係なく盗塁が出来る人材として選ばれたのだろうというのが一つ。
その上で守備固めの信頼度と役割の関係で柴田サード京田ショートの方が、京田サード林ショートを上回ったんだろうなという風に考えました。
守備固めの信頼については全くもってその通りだと思いますし、TAや牧の交代もしていれば林がそのまま入ったことには違いないと思います。
また今日の起用のみで現状の林の立ち位置を論じるにはまだ早いかなとも思いつつ、役割をかなり定めているのかなということも若干感じる起用法で、正直ここまではどう使いたいのか全くわからないところだったのがほんの少し見えてきたような気がしたので書いてみました。

まとめ

いつものことながら、実際のところどうなのかは分かりませんし、正解はこうだと結論を出すつもりもありません。個人的に気づいたこと、感じたこと、思ったこととしてはこういったものがありました。
とりあえず久々にそれなりの落ち着きがある試合を勝てましたし、毎日完璧なわけがないので、何かミスや反省があっても「まずその試合を勝ってから考える」という日をどんどん増やしてほしいなと思います。

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