チリも積もれば｜6/11 対ロッテ1回戦を振り返る

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気になったところを書いていきます。

気になったところ

度会の走塁意識

スリーベースの走塁も良かったなと思いますが、その後の梶原の打席での意識も良かったなと思います。
フライがレフト方向に飛び、結果的にはフェンスを超えてファールになったものの、レフトの動きを見て捕球のタイミングに合わせてスタートを切っていました。
自分の思い込みでプレーを決めず、「風の強さでもしかしたら戻ってくるかもしれない」などの考え方が出来ていたように思えます。
前回一軍にいた際は守備走塁においてほんの少し意識を変えるだけで改善しそうな部分がいっぱいあっただけに、ファームを経て改善した兆しなんじゃないかなと感じるシーンでした。
もちろんこれからも一軍で課題は見つかると思いますが、この短期間で少しでも前に進めてることだけで十分良いものを見れた気がします。

ジャクソンについて

無駄球を少なくいけた印象です。
カーブやチェンジアップ、あるいは抜けた真っ直ぐなどこれまで大きくゾーンから外れて駆け引きにも使えない球が多かった印象ですが、今日はその球が少なかったなと思います。
理由としては単純なコントロールはもちろん、多少外れても相手が振ってくれたということもあるかなと感じます。
もちろんただ助けられたというわけではなく、多少アバウトでも見極めさせず空振りを奪えるだけの勢いや変化だったのかなと思いました。
ZOZOマリンの風によってチェンジアップがより活きる形になったり、要因としては色々考えられるでしょうが少なくとも今日の変化球は非常に良いものだったと思います。
次回登板は間が空くと思いますがさらなる結果に期待しています。

終わりに

同じ5安打でも同じイニングに5安打と5イニング1安打ずつではこんなに違うんだな(当たり前ですが)という試合でした。
もちろんラッキーな当たりもありましたがチャンスで狙った球に対して迷わず振れていたからこそだと思いますし今日のチャンスでのアプローチはチームとして続けて欲しいなと感じます。
また森原も失点が続いていたところを今日は無失点で払拭できたかなと思いますし、早い段階で良いイメージを取り戻せたんじゃないかなと思います。
得点以降の打線は沈黙したため、明日はそこを引きずらずにスタートからまた頑張ってケイを援護してあげて欲しいと思います。