チリも積もれば|8/11 対ヤクルト20回戦を振り返る
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振り返ります。
試合振り返り
まずケイですが、試合こそ作れたものの、打たれたシーンではカリカリしすぎで切り替えるまでが遅すぎたかなと思います。
イライラはしても良いですし表に出しても良いとは思いますが、そこで怒りを終わらせて相手に向かっていかないといけないですし、ここ数試合こういったシーンがよく見られるのは懸念です。
イライラし出すとゾーン内に集まるため単調になりがちですし、相手の狙いをスカすことが出来ないので駆け引きとして成立しなくなってしまう印象です。
ゾーン勝負というよりもただゾーン内に投げているだけになってしまい、勝負球としては劣ってしまうので、次回こそはイライラした時も投球は変わらないようにして欲しいなと思います。
7回の失点については、まず一死からの太田の当たりが内野安打になりましたが、これはショート林が少し逆をつかれたのかなと思います。
バットが折れたのでそのあたりが影響した可能性はありますが、少なくともより良い体勢で送球まで行けるはずだと思うのでそのあたりは課題かなと感じました。
そのあと送られて長岡にホームランですが、ツーシームを打たれたのは後悔が残るかなと思ってしまいます。
ここ最近真っ直ぐが良いことに加えて長岡にはよく打たれている(通算で10-5)ため後ろがオスナとはいえ勝負しなくても構わないかなという場面に感じていました。
なので最悪長打さえ防いでくれればというところで1番怖いのがツーシームが浮くことだったかなと思います。
真っ直ぐで初球インコース見逃しを取れたので次は振ってくるかなということを考えてのツーシームだったかと思いますが、リスクが大きめだったしそれを引いてしまったという形でした。
配球は結果論にしかなりませんし、失投なのでどうしようもないと言われればそれまでですが、結果的に本塁打ではダメな場面でしたし、ここは割りきれないケアの仕方だったと個人的には感じる場面でした。
最後に最終回の攻撃ですが、かなり疑問でした。
牧がストレートの四球でかなり焦りの見える相手に対して打力に期待できる山本にバント、代打で松尾、柴田という流れでした。
松尾と柴田にヒット一本を託すのであれば山本にヒット一本を託せば良いだけの話ですし、山本より秀でている打者は横浜ベンチにいません。
相性的にもそんな打ってるわけでもなく、山本をあの場面で送らせるくらいゲッツーが怖かったり打撃を信頼していないならベンチメンバーを入れ替えておくべきだとも思います。
かなりの長期間、度会や知野、関根を持て余していますし、ここで柴田の方が優先度の高くなる現状をまずいことだと感じて欲しいかなと思います。
かなり前の段階から他にやりようがいくらでもあったのでこれは柔軟性とは違うと思いますし、遅いですが表に出てくれたことでベンチの流動性が高まることを願います。
戦術的にも人選的にも疑問でした。
終わりに
一時期に比べるとひどい試合ではない分、細かい部分が目につく1日だったなと感じます。
それも以前からの積み重ねという形で、例えば林に関しては本来ならばファームで、打撃の調子が良いまま継続して成功体験を積み重ねつつ、ショート守備の経験を増やしていくはずが、急きょ森と入れ替わることになったり、ベンチメンバーの入れ替えが行われていないにも関わらず度会や知野などの選手を代打オンリー代走オンリーなど十分に使いきれていないなどの部分です。
細かいながらも疑問だったものが目に見える形で出てきてしまったかなと思いますし、本来は表に出てくる前に変えていくべきですが、今からでも良いのでここに気がついて入れ替えてくれることを望みます。
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