チリも積もれば 5/28 対楽天1回戦を振り返る

ご覧いただきありがとうございます。
引っ越しも落ち着き、久しぶりに振り返り投稿をさせていただきます。
ただフルで観れていたわけではないので、気になった部分だけ書きます。

気になった部分

西浦について

今シーズン初スタメンと、気持ちも入っていたであろうこの試合。
走攻守で気になる部分がありました。
まず走塁では牽制死がありました。
一死1,2塁でケイの打席でしたが、まず二塁ランナー山本が、投球が逸れた間に三塁を狙うも走塁死。
そのため二死1塁と場面が変わってからの牽制死でした。
決して盗塁を狙う場面ではないですし、雨の影響などもあったのかはわかりませんが、ここはアウトになってほしくない場面でのミスだったかなと思います。
もちろんあえてセオリーから外れて盗塁を狙うのも隙を見つけるという点では良い考えだと思うので、今日のミスから次回に活かしてくれればと思います。
次に打撃、6回裏に今シーズン初安打となるタイムリーを放ちました。
一死1,3塁という状況で、簡単に2球で追い込まれたものの、カウントを整えつつ、ランエンドヒットの形でバットに当てた結果が抜けていったという内容でした。
これは併殺を防ぐことでヒット以外の打球でも得点になる確率を上げるというベンチの狙いがあったと思いますが、西浦自身の気持ち的にもゴロでいいやと楽に打てることにつながったのかなと思います。
進塁打狙いは打撃の調子を崩す危険性があると個人的には思っていますが、状況によって楽になる方を打者が選択すればよく、その選択肢を広げるには効果的な策だったと思います。
最後に守備の面では随所にいいプレーを見せていたと思います。
一軍ではそれほど多くないセカンド守備ではありましたが、ゴロに対する動き、風が強い中のフライでもしっかり追いきる、など安心して任せられるだけのアピールだったと思います。
チーム内での立ち位置を考えると、右の代打、内野全ポジションの守備固めと、ひとりで役割を複数担える貴重な存在だと思うのでこのまま継続してほしいと思います。

進塁打について

かなり今日は効果的に得点に結びついていたと思います。
一方で、「進塁打を打とう」という意識があったのはランエンドヒットのかかっていた3ウラの宮﨑、6ウラの西浦くらいだったかと思います。
全体的には強く振りつつオーバースイングにはならない、「当てる」と「強く」のバランスが取れていた打撃に思えましたし、その延長線にあったのが進塁打という結果だったのかなと思います。
懸念は進塁打を打とうとして打撃を崩すことなので、普通に打って進塁打なら最高だと個人的には思っていますし、良い傾向に感じました。

終わりに

短いですが振り返りました。
蝦名や森、ケイなどポジれる部分は非常に多いですが、とにかく雨の中怪我をせずに終えられたことが何よりだと思います。
前カードは個人的にあまり観れておらず、振り返りの投稿もしませんでしたが、個人的には「交流戦前に勝率5割」という目標を掲げていて、その目標に向かって一度総力戦を仕掛けて短期決戦のシミュレーションをしていたのではないかなと思っています。
この時期なので賛否はありそうですが、2軍からの供給が投手野手でそれなりにありますし、リリーフはこれまで丁寧に運用してきたため、3試合くらいの負担だったらむしろ慣れておいたほうが良いのかなと感じてはいました。
もちろん代走の出し方などは疑問がありましたが、守備とのトータルで見るとそれほど大きな敗因にはならないと思いますし、今後に向けて活かしてくれれば良いなと思います。
良い日、悪い日、ありますが、ベンチの動きとしては勝敗にそれほど関わらない小さな部分での違和感に留めている現状なので、なんとか選手の力で勝利に繋げて欲しいなと思います。

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