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ネクラグレイトフルライフでバトルアリーナ予選ダブルエリミを突破できた話〜俺のガードホール、どこに行った?〜

こんにちは、馬刺しマンドラと申します。

まず始めにこのnoteに興味を持って頂き誠にありがとうございます。
あまり文章を書くという機会が少ない為、拙い文章になっている所もあるかとは思いますがその点はご了承下さい。

先日の8月11日(木)に開催されました、デュエルマスターズプレイス公式大会BATTLE ARENA 8thで私は「ネクラ(自然光闇)グレイトフルライフ」のデッキを使いCブロックベスト8(全体ベスト64)まで勝ち進むことが出来ました。

タイトルにもある様に、

私は今回の構築で「超次元ガードホール」をデッキから抜いておりました。

「あの最強カードを…?」と思った方も多いと思います。

今回のnoteではその経緯等、デッキ登録前までに私が考えた事について主に書いていきたいと思います。(プレイング解説ではございません。ご了承ください。)


今回もかなり個人的な意見や考え方が多く、読んで下さる皆様と意見が反する場合もあると思いますが、「こういう意見もあるのか」と思って頂けると幸いです。

0.候補デッキMRCを断念した理由

そもそも、私の当初の予定ではMRC(マッドロックチェスター)を使用する予定でした。

先月末、私が加入しておりますNameLessのチームメンバーである「ぱちぞー」さんからMRCを使い一気に150以上レートを上げたという情報を頂き、試しに使ってみたのがきっかけです。(以下がそのリストになります。情報提供本当にありがとうございます。)

数試合回しただけでもMRCに圧倒的なカードパワーがあると感じる事ができ、7月末〜8月初はほぼMRCを回しておりました。
当初は流行りのネクラ超次元にもかなり対応出来ており、MRCを通しやすい状態でした。

しかしメタゲームとは常に変動するもの、徐々に徐々にMRCを使用したプレイヤーがその強さに気づき、ランクマッチでもその数を増やしていきました。(以下に引用元を載せておきます。いつもお世話になっております。)

大会前日のND環境

デュエプレ環境調査グループのBEANSさんが作成されているランクマ状況の円グラフを見ても、MRCが既に多くのプレイヤーに使用されているのが確認できます。

それに伴い「お清めトラップ」を搭載した形のネクラ超次元が増加し、MRCがやや向かい風になっているのを感じました。

ネクラ超次元は今大会確実に使用率が高いデッキであると確信しており、お清めトラップは上記のデッキで構築を歪ませる事なく投入できるカードなので確実に複数枚投入されるだろうと思っておりました。

また時間の経過と共にネクラ超次元のMRCに対抗するプレイングの研究も進み始め(ドラヴィダホールを用いたお清め連打、バルカ立て即お清め、ディアスZでのカチコミ返霊等)MRC側は不利がつき始めてました。

以上のことから、MRCを2敗が許されないダブルエリミで使用するのは危険だと判断し、使用を断念しました。

それと同時に、先程のBEANSさんの円グラフからも分かる様にMRCも使用率が高いデッキだと思っておりましたので、今回の大会ではMRCに対して何らかのメタを入れた構築にしたいとも考えました。

1.ネクラ型グレイトフルライフを選んだ理由

今回のバトルアリーナを挑むに当たって、私が意識していた事が複数ありました。

①ネクラ、ラッカ超次元の二大巨頭の対策

先程のBEANSさんの円グラフでも1、2番手の使用率となっていたデッキタイプであり、対策は必須です。

その中でも特に、

・前のめりで殴る(早い段階から盾を詰める)

・イージーウィンもできる

・盾が厚い

という個人的にバトルアリーナで強いと思うデッキの3か条を全て網羅したラッカ超次元は、まず第一に対策しなければならないと考えました。

②速攻系への対策(主に赤白速攻)

普段のバトルアリーナでしたら、使用率などから見てもあまり対策しない対面です。
しかし今回は対策が必要なのではないかと個人的には考えていました。

理由としましては、

・ネクラ超次元等のコントロール系の増加

・新弾リリースからそこまで日にちが経っていないので、しっくりくるデッキが見当たらなかったプレイヤーが速攻で通してくるのではないか

・先月のND最終や公認大会でも入賞が複数見られた

といったものになります。
(バトルアリーナ3rdから連続で出場してきて速攻に当たった事が一度もなかったので、今回も当たらないのではないかと思ってる自分もいました。なので実際当たった時は「遂にか!」と声出てしまいました。)

③ミラーは極力避けたい

今回のバトルアリーナに限った話ではないですが、なるべく同デッキタイプとは当たりたくないと考えていました。(前回のバトルアリーナはキリコミラーが発生し、キリコから緑クリーチャー3体が出て天を仰ぎました。)

特に今回は、

ネクラ超次元のミラーに対して自分が五分以上勝てる自信がなかった


というのが大きくありました。(ラッカ超次元はそもそも握る機会が少なく、プレイングに全く自信がありませんでした。)

以上の3点に加え、0章の通りMRCの対策も必要だと感じておりどのデッキにすれば良いかと考えておりました。

その矢先、NameLessのサーバー内にてネクラグレイトフルライフ(以下ネクラグライフ)を高レートの方が使用していた、という情報を頂きました。

初めは「なんだそのデッキは?」と思っておりましたが、折角の機会なので4枚生成しランクマに潜り自分の目で強さを確認してみました。

複数の試合をこなした私の感想が以下になります。

小学生の感想文じゃないんだから。

ここで言う強いというのは「リップル、グレイトフルライフ」の強力なシナジー間の事です。

リップルの上に載せたグレイトフルライフが場を離れた時にリップルもマナに置かれ、マナ爆誕でリップルをだし再びグレイトフルライフを呼んでくる…という動きはどことなくジェネラルクワガタンを思い出します。

またこのシナジーが対面のネクラ超次元に対してかなり有効であった事が分かり、このデッキはかなり強いのではないか?と感じました。

先ほどの意識したい対面で見ても、
ラッカ超次元→バルカディアス
ネクラ超次元→グレイトフルライフ
MRC→お清めトラップ、バルカディアス

と言った回答札がそれぞれにあり且つミラーも少なそうだと感じたので、このデッキを煮詰めてみよう、という考えに至りました。

2.最強ガード「超次元ガードホール」を抜いた経緯

①禁忌直前の構築

ネクラグライフの構築を徐々に変えていき、ガードホールを抜く一歩前の段階がこちらになります。

最後の晩餐、ごめんねディー君

オチャッピィが赤白速攻に対してかなり有効であり、割と闘える様になってきましたが、ラッカ超次元に対してあまり勝てていませんでした。

デビルディアボロスはGENJIメタにはなりますが、

そもそもガードホール撃つ前に早い段階から殴られて敗北する

と言ったケースが多発してしまったのです。

このデッキにトリガーからアンタッチャブルを取れるカードがなく、アンタを並べられるだけでかなり苦しい闘いを強いられていました。

またバルカディアス対策として、アクアバースター、アクアサーファーの枚数が以前よりも増えており今の構築では寧ろ不利なのではないかと感じました。

更に

ネクラ超次元に有利がつくトリーヴァグレイトフルライフ、カスケードのデッキが台頭してきた

という事もあり、これらのデッキと闘う場合の事も考える必要があると判断しました。(以下がリストの例です。どちらも回してみて強力なデッキでした。)


②ディアボロスZとドラヴィダに賭ける

こっちの方です


①から、ラッカ超次元、トリーヴァグレイトフルライフ、カスケードに対する回答札を考えてましたが、

結局新規カードを投入するのではなく、ディアボロスZを最大の解答札として良いのではないかと自分は考えました。

ディアボロスZは裏側に覚醒さえしてしまえば、アンタッチャブル含む小型サイキック、トリーヴァ系の小型獣、スノーフェアリー全般を盤面に残さない、と言った具合に試合を圧倒的有利に進める事ができるからです。赤白速攻にも有利に闘えます。

しかしディアボロスZ(ディアスZ)の欠点といえばその覚醒条件の難しさ。それを補う為も兼ねて

アンタッチャブルに触れられる、または動きを止められる様にホーリースパークの採用を決めました。


ディアボロスZだけでなくドラヴィダ→手打ちスパークを決めた時も並べていた盤面の小型を全て吹き飛ばす事が可能であり、これらのサイキック獣とスパークの相性はとても良いと思います。

また、これらの動きを行いやすくする為、

5コスホールの数を増やしたいと考えました。

特にドラヴィダホールは不滅ギャラクシーを立てられる事もあり、どの対面でも腐る場面はほぼ0と考え4枚採用に確定させました。

5コスホールを増やす事でシュヴァルの覚醒条件を満たしやすくできるのも強みです。

シュヴァルはこのデッキ最大の守りの核であり、非常に強力なカードです。覚醒しても低パワーなのは伊達じゃありません。

③禁忌〜さらばガードホール〜

最終構築です。なんということでしょう。

ここまできて最大の課題にぶつかります。完全に枠が足りないのです。

スパークを2枚プラス、ドラヴィダホールを1枚プラス、ミカドホールを1枚プラスと4枚のカードを入れ替えるとなった時、ガードホールと目が合ってしまいました。

当然、ガードホールは強力なカードです。敵の盤面を取りつつ、自らは強力なサイキックを出せるのはパワーカードと言って差し支えないでしょう。

しかし自分は

ネクラグライフというデッキをコントロール寄りのミッドレンジ系デッキだと考えていましたので、7コスホールよりも5コスホールを増やし早いターンから能動的に動ける様にした方が良いのではないか、と判断しました。

ガードホールを抜いた事によるメリット、デメリットについて個人的に考えていたのが

⚪︎メリット
・多色カードが減る
・デビルディアボロスZの枠が空く
・コストの軽いカードが増え、序盤から能動的に動きやすくなる(今回の場合

⚪︎デメリット
・確定除去の枠が減る
・ミラーに対してデッキパワーが確実に劣る
・黒色が少なくなる(黒8枚)

と言ったものです。

メリット部分では、ラッカ、トリーヴァ、カスケードなどバウンス系カードの増加に伴いキルを採用しました。

特に気になったデメリットとして黒8枚(バルカ3枚、ミカド3枚、吸魂2枚)というかなり無茶苦茶な枚数になった事です。

この点はリップル、奇兵の超人でバルカディアスをサーチして色埋めを行う点でカバーしようと考えていました。(無理やり置いてしまったバルカディアスはトルネードムーンで回収する事も可能ではあります。)

この構築でかなり回し、戦いたい対面(主にラッカ、ネクラ、トリーヴァ、MRC)相手にそれなりに闘うことができ気付けばレジェンド圏内まで来れたので、この構築で行こうと決めました。

3.結果と総括

結果としては予選を7-0で通過し、ダブルエリミを突破する事が出来ました。
対面はこちらになります。


正直、あまり練習してなかった対面が多かったです。6大会目で初めて速攻にも当たりましたが、上手くライフトリガーとオチャッピィが機能してくれました。

ラッカ超次元に1試合も当たらなかったのは正直予想外でしたが、akira さんのダブルエリミ通過デッキ一覧を見るに、 予想以上に握ってる方が多そうだったのでもう少しメタカード(ヤミノサザンなど)を入れても良かったのかなとも思いました。(いつも有益な情報を提供頂きありがとうございます。)


予選が終わり色々な方のネクラグライフのリストを見れる様になり、正直そうか、成る程、の連続でした。ここに気づいていれば…と思う様なリストもありました。

そういう意味でもまだまだ環境読みや構築に対して、完全にやり切ったとはとても言えないなと痛感しました。

次のバトルアリーナでは更なる高みは勿論、もっと自身が納得出来るような構築を考えたいと思います。

拙い文書ですが、最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

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