「つながり」と「成長」と「ばるす技研」と。

corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス) Advent Calendar 2019#2の25日目の記事です。

どうもbarusuです。知らない方は初めまして。
いつもお世話になっている情シスSlackのAdvent Calendar#2にて大トリを務めさせていただきます。
とは言ってもまーそんな大した話じゃないので、気楽に読んでください。
sumiさんの次の日に投稿するこのプレッシャー…わかれ。

情シスSlackについてはyokoyamaさんのNoteをご確認あそばせ。

閑話休題。

光陰矢の如しとはよく言ったもので、2019年もあっという間に年末、年の瀬を迎える頃合いですね。いやー早かった。
しかし、振り返ってみると濃密な1年だったなーとも思えるからそれがまた不思議でもあり。

2019年は情シスSlackとも出会えたし、僕にとって変化のきっかけとなる1年でした。
関わらせて頂いた方々に深く感謝するとともに、2020年も一層努力してより多くの方へ貢献できれば良いなーと思う次第です。

情シスSlackもそのうちの一つですが、人とのつながりってすげー!と実感したことが今年最大の学びでした。
今日お話するのは、弊社内で非公式のチーム組成をした経緯、得たものについてのポエムです。
あまりきれいにまとまった文章ではないですが何卒ご容赦を。

コトの発端

弊社は情シスをシェアする会社です。
様々なお客様先にて常駐しつつ、様々な情シスを時間単価でご支援するビジネスモデルなのですが、それ故に以下のような課題があるんですよね。

▽弊社の課題
知見/経験が個人に紐付くため、社内共有が難しい
技術的知見を蓄積するには時間がかかる(≒1人ではきつい)
検証環境を作るのも一苦労

それぞれ何かしらの対策を講じていたりするわけですが、一旦それは置いておいて。
「この課題、こうアプローチしたら面白いかもなー」
なーんて考えつつ特に行動もせず悶々と過ごしていたんだけど、ある日たまたま社長と話す機会があったので相談を持ちかけてみた。

▽とあるMTGにて
barusu「お客様先でシステム触るし、UG側で検証したり技術研究する部隊があったら、皆の役に立つのでは?"ばるす技術研究所"的な!」

社長「良いね!作ればいいじゃん!!(๑•̀ㅂ•́)و✧」

barusu「Σ(゚∀゚ノ)ノ」
barusu「そっすね!じゃ好きに作って勝手に動きます!」

この瞬間、barusuの中で何かが弾けたような気がしました。
ジャニーさんよろしく「Youやっちゃいなよ」って言われただけなんだけど、それが妙に刺さったんだなーと今にして思います。
もしもこれがなかったら、情シスSlackにも参加したりLT登壇したりしていなかったかもしれない。
このMTGの後、何人か同僚に声をかけて「ばるす技研」を結成しました。

ちなみに…
先日社長に「ばるす技研作りました!勝手に活動してます!」って言ったら
「いいじゃん!(๑•̀ㅂ•́)و✧」って言われた。

ばるす技研とは

▽基本原則
スクリーンショット 2019-12-24 23.48.59上記原則に共感してくれた同僚5名+barusuで構成される非公式の社内シンクタンク。
弊社内の組織課題、技術課題、システム課題等を勝手に考え勝手に解決策を模索し、随時提案する活動をしている。
業務時間外の趣味時間を割いて活動しているので大々的に動けてはいないけれど、クレイジーな仲間たちのおかげでパフォーマンスは高いんじゃないかな。

▽主な活動実績
・Workplaceを管理者アカウント無しで投稿収集&傾向分析&形態素解析
・相互評価制度及び類似システムを導入した際の影響を勝手に検討
・蔵書管理アプリを勝手に作成し蔵書登録してリリース
・その他小規模ツールを作成
▽メンバーと得意分野
・barusu:お茶くみ,GAS,Salesforce,パチンコ,スロット
・Aさん:Python,HTML,CSS,JS,GAS,RaspberryPi,Linux
・Bさん:DB設計,ExcelVBA,Access,PowerBI,MySQL,Linux
・Cさん:Python,Java,GAS,Poweshell
・Dさん:WEBサービス企画/運営,Webマーケ,VBA,英語,
・Eさん:PHP,C#,HTML,CSS,JS,jQuery,Linux

"共感できる仲間"という価値

何をやったかよりも、価値観を共有できる仲間を見つけられたことが最大の成果かも。
このメンバーなら遠くに行ける。だいたいのことはできるかもしれない。
そう感じさせてくれる仲間って良い。

「こんなんどう?」
「いいね。とりあえず作ってみた」
「魔改造してみた」
「それ、部長に提案してみた」
「そしたらこうした方が良いんじゃない?」
「やってみました」
「「「「頭おかしいwww」」」」
こういうやり取りがすごく、すごく良い。

社内への影響

小さな小さな非公式組織だけど、月を追うごとに少しずつ影響力が大きくなってきていると感じている。
具体的なところでは以下。

・同僚から「ばるす技研良いね!応援してるよ!」と声をかけてくれるようになった
・こんなネタはどう?と同僚や顧客から相談をもらうようになった
・ばるす技研メンバーの知名度が上がり、技術的な相談を受ける頻度が増えた
・個々の案件受注が増えた
・組織課題の相談をしてくれるようになった
・技研×(Something) のコラボ案が挙がっている

参加しているだけで成長を実感できる

自分自身の技術的な成長に加え、何だか影響範囲が広がったような感覚もあって、ワクワクが止まらない。
思いつくだけでも以下が挙げられる。

・人を巻き込む力が伸びた。
・とりあえずやってみよーぜ!と頭空っぽにして行動する無謀さを手に入れた。
・一緒に馬鹿になれる仲間を見つけた。
・個々人で得られる経験値に加えて、仲間がやっていることの経験もシェアでき、知見を広げることができた。
・個々の案件でハマっても、密に助け合えるチームができた。

振り返り

何か大きく成功したわけでもないけど、予想してたよりも遥かに良いチームができた。
なぜ良いチームができたのか、その要因を考えてみた。

・何をするか(What)ではなくなぜそうするか(Why)を伝え、共感してくれる人を集めたこと
・基本原則とVisionをはじめに共有した
・弊社の採用が良かった(身も蓋もないwww)
・個人の興味ベースで活動参加有無を委ねた
 →我々のリソースは好奇心である、という取り決め

今後の活動@2020

色々面白いことができたらいいなーと思っているけど、まずは時間を確保するところからかも。
続報があったら都度Twitterか、情シスSlackで連絡していきまーす。

翻って、情シスSlack

4月に発足して、あっという間に加速し、今では1000人に届きそうなくらいになった情シスSlack。
このスピードは驚異的で、情報交換の速度も密度も計り知れない凄さがある。
会社というハードの枠を飛び越え、ソフトな集まりで構成された集団の力を体感してる。

ゆくゆくは情シスSlackとばるす技研とで、何かコラボしてイベントなり何なりができたらすごく面白いだろうなー。

そんなことを考えてつらつら書いていたら、いつの間にか朝になっていた。
もう余白もないことだし、ここいらで失礼します。

最後までお読みくださりありがとうございました。

PS,パチンコ屋の経験の続編は近々書きます。

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