友達のファン

2022年9月17日 00:59

パセリとほうれん草と小松菜とニンニクをオリーブオイルと塩で煮ただけの食べ物が美味しすぎるからみんなつくったほうがいいね！10分でできる。冷蔵庫に入れとくとおひたしっぽくなってさらに美味しい。

写真はそこに牡蠣🦪を入れたものです。dancyuに乗ってるレシピは実際つくってみるとしみじみ美味いけど全く映えないものになると言う点で信頼してます。「ただ美味しい」を教えてくれるありがたい雑誌dancyu。

もう5ヶ月も前の話ですけど4月の終わりに京都へ遊びに行った時、およそ6年ぶりに再会したマリコちゃんと言う友達のことを少し書きます。

同い年の彼女とはmixiや前略プロフィールが全盛期だった高校生の頃、お互い音楽が好きで偶然同じライブを観に行ってたりして気付いたら仲良くなってたって言うそれだけ書くとパリピみたいな出会い方をしました。実際はなにかもっと丁寧で厳かなやり取りがあったと思いますが。あの頃はライブハウスで普通に人に話しかけてたし、話しかけられてた。ドキドキするね！
本人に聞くと「確かこのライブではじめて喋ったんだよ」と完全に忘れていたかけがえのない記憶を思い出させてくれました。

当時マリコちゃんは壊れかけのテープレコーダーズのライブに足繁く通う東京生まれ東京育ちの女の子、わたしは撃鉄のライブに足繁く通う神奈川の高校中退女。奇跡のマッチング。

学生の頃ライブハウスで仲良くなった女の子たちの中でもマリコちゃんは一際スマートで、「とにかくわたしはこの場所に音楽だけを聴きにきた」と言う『はしゃぎ』の無さがすごかった。それがカッコよくて。しかし高校友達0人不登校暴走機関車だったわたしにとってライブハウスで出来た友達と過ごす時間は唯一のはしゃぎが許される時間！はしゃがないのがカッコいいとは思いつつはしゃぎの海を泳ぎました。

あとマリコちゃんは学校帰り制服のままライブに来てる感じとかもカッコよかった。
お笑いの劇場に行く時もライブハウスに行く時も必ず私服に着替えてちょっとオシャレしてた自分、むしろその意識がダサいよって言う。どう頑張っても神奈川県民で、どう頑張っても『チャリで来た』を生んだ街の呪縛から逃れられないんだわたしって言う。

シティーガールとは彼女のことを言うんだと思います。

そんなマリコちゃんが大学進学と同時に京都に引っ越してあんまり会わなくなっちゃって、久々に会ったのが今年の4月。「観光ってより京都のカルチャーを欲してます！」と言うわたしのコメントをなにも言わずに受け止めて、雨が降ってきてるのか地面から噴き出してきてるのかわかんないくらいの土砂降りの中、京都の街を案内してくれたマリコちゃん。

スマート珈琲店(喫茶店)→100000tアローントコ(古本&レコードショップ)→ピカロアイス(ジェラート屋)→二軒茶屋(カフェ)と、寺社仏閣に興味のないわたしにとって最高の京都散策になりました。

楽しいんだろうな興味持ったら寺社仏閣に。建造物ってとにかくわかんないんだ。城とかも。単に歴史を良く知らないからとかなんかそんな単純なことじゃない気がするんだ。でっかい松の木とかならわかる。あと建物だったら廃墟はわかる。廃墟になった城があったら見てみたいけどそれはもはや城ではないね？？

と思って調べたらこんなのが。
『歴史的背景のない城』は、ちょっと好きかも😚

みんな寺や城からなにを感じてるんだろ。なににワクワクするんだろ。かなりわかろうとしないと一生わかんない気がする。

クールで優しいマリコちゃん。チャクラ(バンド)は良すぎるから、誰にも知られてほしくないと令和4年に願うマリコちゃん。プラスチックスが流れるジェラート屋で「衝突事故に巻き込まれるような恋がしたいんだよね…」と急に言い出すマリコちゃん。なんなんだあんた！
京都から帰ってもしばらくその言葉が頭の中をぐるぐる回って。受け取った言葉の置き場所がこんなに見当たらないことあるんだなって。だれか欲しい人いませんか？？「衝突事故に巻き込まれるような恋がしたいんだよね」って言う言葉…

そんなマリコちゃんがなんと東京に帰ってくる(きた)と言うことで、吉祥寺にタコスを食べに行く約束をしたけどまだ果たされていません！楽しみはとっておきます。

番外編
グレイモヤの感想をTwitterでつぶやいたら、保育園時代の友達からDMが来た話です。