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ソフトバンクは◯◯◯を優先起用して欲しい

もう古い話かもしれませんが、ソフトバンクが山川穂高選手を獲得しましたね。


「アグー、ソフトバンク行くって」発言の頃には、こんな大問題に発展するとは思いもしなかった訳ですが、今日の論点はそこじゃありません。


今日は、山川を加えたソフトバンク打線は何が適切なのかという話です。


達川元ヘッドコーチがテレビ番組でスタメン予想をしてから、賛否両論含めてTwitterでは色々な打順の案を目にするようになりました。


少し波に乗り遅れた感はありますが、今回は少し変わった野球観を持つ自分が考える、ソフトバンクのスタメンの話をしたいと思います。


1.個人的な理想の上位打線

野球では俊足の選手を1番に置く事がセオリーと言われています。自分もそう思います。


しかし、自分は1番打者には走力よりも出塁能力を重視したい考えがあります。(あるに越した事はないです)


更に最近のセイバーメトリクス界では、盗塁はリスクと天秤にかけた結果非効率と言われる事もしばしばあります。


ここからは1番打者が出塁した前提で話します。

改めて走力の話に戻りますが自分はこの場面で、盗塁する走力を持つ1番打者よりもゲッツーにならない走力を持つ2番打者が必要と考えています。



また、2番打者は走力の代わりにbarrel%が高い選手でも良いと思います。

(barrel%については前回の記事で詳しく語っているのでそちらも読んでいただけると幸いです。下のリンクからご覧ください。)

https://note.com/barrel_pbb/n/n576171310bbd


要するに、足が速いか打球を上げるかしてゲッツーを回避したい訳です。


2.個人的、2024ソフトバンク

良いも悪いも達川さんのおかげで、色々な人の予想スタメンが見れたので自分は面白かったわけですが、ここで「自分がソフトバンクの監督だったら」を発表したいと思います。


8 柳町達
7 近藤健介
9 柳田悠岐
3 山川穂高
D ウォーカー
4 牧原大成
5 栗原陵矢
2 甲斐拓也
6 野村勇


ネット民が荒れそうなスタメンですね。


近藤、柳田、山川の並びが言うまでもなく強力で、それに加えて今年はある程度計算できる外国人ウォーカーも加入した事で破壊力が段違いです。


現状、栗原選手と今宮選手は年間通してフル出場できる選手ではありませんから、ショートとサードを守れる野村勇選手を中心に3人でポジションを回す所謂「2ポ3」がいいと考えます。


また、中村選手が代打で控える隙のない布陣になっていますね。


3.このスタメンの良い所、悪い所

今のソフトバンクは、数年前の最強軍団の面影を残していますが年齢層も徐々に上がってきており未来がありません。


若手育成は様々なメディアで言われてはいますがFAに頼っている現状があります。柳田選手の高齢化や栗原選手や今宮選手がフル出場できない今、柳町選手や野村勇選手が定着すれば若返りが図れます。


その反面、中村晃選手が外れた事による守備不安があります。


やはりあの一塁守備は魅力的で、内野手のエラーを何個も消しているのは紛れもない事実です。


しかし現実、山川選手を取ったからには「4番ファースト」は確約している事でしょうし、主戦場は外野になってくるのではないでしょうか。


4.柳町達を固定しろ!!!

自分がTwitterでよく見かけた意見の一つに「1番周東佑京」があります。


その理由に「周東が出たら盗塁するから実質ツーベース」などと言った意見がありました。


一理あると思います。しかし、自分の考えは少し違います。


☆今からの話は、塁に残ったバッターランナーの能力は無視しています。


周東選手の2023年度出塁率は.307です。仮に塁に出て盗塁してツーベースと同じ形を作ったとして、自分は出塁率3割の長打が打てるバッターと同等の価値なのではと思ってしまいます。


自分は後に続く強力打線を考慮して、盗塁よりも出塁が必要なのかなと考えます。



結論、自分は出塁能力のある柳町選手を1番で固定した方が良いと強く思っています。



柳町選手の2023出塁率は375打席を立って.375です。規定打席には到達していませんが、今シーズンでいう頓宮選手や柳田選手とほぼ同水準の成績になっています


規定打席が443打席な事を考えても、サンプルが大きく不足しているわけでもありませんから柳町選手は出塁能力に長けた選手だという事がわかります。


自分は、先ほども申し上げた通り後続の強力な並びを考えると盗塁をしなくても出塁さえすれば得点できると考えます。




周東選手が一塁にいて撹乱してくるのもすごく嫌なので捨て難いですけどね。


以上により、足の速い周東選手を1番に据える事も魅力的ですが、出塁能力の高い柳町選手が1番に居た方が得点力は上がると考えます。


5.最後に

柳町選手に限らず、西武の佐藤龍成選手にも言える事ですが、自分は高出塁率の選手を1番におきたい考えの持ち主です。

高出塁率の選手はチームの得点力を大きく上げる力を持つと信じています。


タイトルの答え合わせは「ソフトバンクは柳町達を優先起用してほしい」でした。


今シーズン、小久保監督がどのような打順を組んでくるかが楽しみです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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