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筆者が考える、2024年12球団のスタメン


0.introduction

3月に突入し、プロ野球もオープン戦がスタートしていますね。


早速ですが、今回は超オーソドックスな内容となっています。小学生から大人まで、プロや絹ファン誰しもが1年に1回は考える「自分が監督だったらこういう打順を組む」シリーズです。


1.打線を組む上で

以前から記事を読んで頂いている方には聞き飽きた話かもしれませんが、自分の「打線を組む上の基準」を簡単にお話しします。



① 良い打者は固める
② 得点パターンを最低1つは作る
③ 1番打者は走力よりも出塁率重視
④ 2番打者の理想像は、ゲッツーを回避するため走力とバレル%を併せ持った選手(左打者だと尚良い)


出来るだけこれを守りつつ、チームにフィットする形を考えました。ご覧ください。


※今回の内容は開幕スタメン予想ではなく希望スタメンです。ご了承ください。


2.セ・リーグ

① 中日

4 村松開人
8 岡林勇希
9 細川成也
3 中田翔
5 石川昂弥
6 O.カリステ
2 木下拓哉
7 三好大倫
1

村松、三好が覚醒の予感。田中幹也を入れる声もあるが、怪我明けで通年出場どころかフル出場も難しい状態。スポット起用で様子を見て2〜3年後のレギュラー定着を。ビシエドと中田の状態が上がらない。得点源となり得る2人の本領発揮を期待したい。岡林は開幕に間に合うか。


② ヤクルト


7 西川遥輝
9 D.サンタナ
8 塩見泰隆
5 村上宗隆
3 J.オスナ
4 山田哲人
2 中村悠平
6 長岡秀樹
1

西川が復活の予感。ヤクルトには塩見が優秀なリードオフマンとして存在するが、本来西川も優秀な出塁屋。山田が復活すれば1塩見、2西川、3山田、5、6番にサンタナオスナとかなり強力な打線が組めるだけに、今季はどうか。


③ 巨人


6 門脇誠
7 秋広優人
5 坂本勇人
3 岡本和真
2 大城卓三
9 R.オドーア
8 丸佳浩
4 吉川尚輝
1


昨年ブレイクの門脇と規定手前で併殺一桁の秋広を2番に。日本屈指の3、4番が立ちはだかる次に安定して高OPSを維持できる大城を置く事で、荒削りのオドーアの脅威が際立つ。センターには丸を起用したが、年齢的にも後継探しは急務だ。昨年の坂本コンバートは見事だったが、今季はセンターで若手を積極的に起用していきたい。



④ 横浜DeNA


9 度会隆輝
3 T.オースティン
7 佐野恵太
4 牧秀悟
5 宮崎敏郎
6 石上泰輝
8 桑原将志
2 山本祐大
1

長年1番打者の出塁率遊撃手に悩んでいる横浜だが、2ポジションでルーキーが奮闘している。オースティンの復活も重なれば、3〜5番は相変わらず強力なだけにリーグ屈指の打線が組める。下位にも安定してツーベースを稼げる桑原や打撃向上中の山本も控えており、ダークホースだ。


⑤ 広島


4 菊池涼介
6 小園海斗
8 秋山翔吾
5 M.レイノルズ
3 堂林翔太
2 坂倉将吾
8 野間峻祥
9 田村俊介
1

レイノルズ、シャイナーの両外国人が不安。末包の離脱も含めて得点源が不足している為堂林、坂倉には昨年を上回る成績が求められる。秋山翔吾には衰えられては困る状態で、田村俊介のブレイクに期待。秋山の負担軽減、西川龍馬の穴埋めを。上本や中村貴浩も候補に入ってくる。


⑥ 阪神


8 近本光司
5 佐藤輝明
4 中野拓夢
3 大山悠輔
9 森下翔太
7 S.ノイジー
2 坂本誠志郎
6 木浪聖也
1

548打席立ってツーベース30本、併殺4、
長打率.498の佐藤輝明は迷わず2番に。リードオフマンの近本と共に新1、2番を形成する。中野も併殺が少ないので3番に起用することで、近本の「1番力」を最大限に活かす。最高出塁率の大山、期待の森下を含めて強力打線を形成する反面、ノイジーは厳しい。前川、小野寺、井上など若手が外野の一角を担い、ノイジーを押し除けたい。


3.パ・リーグ


① 日ハム

8 松本剛
7 スティーブンソン
5 清宮幸太郎
9 万波中正
3 A.マルティネス
D F.レイエス
4 奈良間大己
2 伏見寅威
6 上川畑大悟

松本剛の復活が脅威。スティーブンソンの活躍にも目を見張るものがある。清宮、万波の長打率が期待できる2人に加えて5、6番のタイプの違う外国人2人の機能が得点力に直結する。今季こそ二遊間の固定を。


② 西武

5 佐藤龍成
6 源田壮亮
8 西川愛也
3 J.アギラー
7 F.コルデロ
4 外崎修汰
D 中村剛也
2 古賀悠斗
9 元山飛優

西川、元山が覚醒予感。外崎ライトの線もあるが、彼の二塁守備はリーグ屈指であり外す事は考えずらい。元山(と山村)は出場機会を求めて外野転向も視野に。源田の打撃成績低下から下位予想も散見されるが、プロ入りから一桁併殺継続は見事。復活を期待し2番で引き続き起用を。


③ 楽天

4 小深田大翔
7 島内宏明
8 辰己涼介
5 浅村栄斗
3 阿部寿樹
9 小郷裕哉
D M.フランコ
2 太田光
6 村林一輝

小深田は良いリードオフマンだが、出塁率をもう少し上げたい。島内の復活が待ち遠しく、一昨年の成績を残せれば脅威の2番打者になれる。ファースト、サードは現状阿部、フランコを起用したが伊藤や平良も候補。若い内野手の台頭は必須なので期待したい。


④ ソフトバンク

8 柳町達
7 近藤健介
9 柳田悠岐
3 山川穂高
D A.ウォーカー
4 牧原大成
5 栗原陵矢
6 今宮健太
2 甲斐拓也

出塁率に定評のある柳町は1番固定で、2〜4番の超強力クリンナップにランナーがいる状態で繋ぐことができれば破壊力抜群。その後も新加入のウォーカーなどある程度計算できる選手が揃っており、打線は日本最強。控えには周東や三森なども控えており、機動力にシフトした打線に組み替えることも可能だ。


⑤ ロッテ

4 藤岡裕大
7 角中勝也
9 荻野貴司
D G.ポランコ
3 N.ソト
5 安田尚憲
8 岡大海
2 佐藤都志也
6 茶谷健太


ロッテは深刻な3番打者不足に陥っている。高出塁率の藤岡は2番より1番の方が向いていると感じる。387打席連続併殺なしの角中を2番に配置。中村奨吾は併殺が多く上位打線ではとても起用していられない。高部や山口も居るが、年齢的にもフル出場は厳しい角中と荻野の2人に頼らざるを得ないのが現状だ。安田は守備は一流だが打撃は物足りなさを感じる。両外国人頼みの打線から脱却するには安田の覚醒が必須になる。茶谷はコンスタントにヒットを打てる恐怖の9番打者だ。


⑥ オリックス

8 中川圭太
7 西川龍馬
D 森友哉
3 頓宮裕真
6 紅林弘太郎
9 杉本裕太郎
4 M.ゴンザレス
2 若月健矢
5 宗佑磨

西川龍馬が入って盤石に。即2番に据えて、森頓宮の首位打者コンビとクリンナップを形成する。紅林はツーベース20本は固く、5番打者としても適任だろう。杉本の復活がより打線を厚くする。セカンドは現状マーゴだが、太田や宜保が入って1番を打てれば理想だ。


4 最後に

いかがでしたでしょうか。今シーズンの希望スタメンを書きましたが、どうしてもパリーグ(特にロッテ)のコメントの分量が多くなってしまうのはご容赦ください。


今回は以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


Xもやっております。そちらも合わせて宜しくお願いします。

@barrel_pbb

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