見出し画像

地味な山は秋に行こう

おそらく、わたしの今シーズンの登山が終了した。

7月の平ヶ岳に始まり、10月の荒島岳、数えれば4ヶ月という短い間で百名山の52座目〜62座目を歩いた。
今年は8月に全然山に行かなかったことを反省。10月の巻き返しがすごかった。

今年はそんなに大層な山には行っていなくて、言うなれば初級〜中堅クラスのところが半分を占めていた。
そんな中でも高山に行くには難しい(人によってはもちろん行けるけど、今年は特に死亡事故の多さにビビった。ビビって行かない、ということも大事)10月には、恵那山とか荒島岳とか、ちょっと地味な山に行っていた。

そこで思ったのが、「地味な山ほど、秋に行くのがいい」ということ。
恵那も荒島も良い山行だった。
確かに百名山にしては地味とか、景色があまり見えないとかいう前評判は本当だったけど、山中の森の美しさがそれをカバーしてくれた。遠くの景色が大して見えなくても、向かいの山の彩りを見て楽しむことができた。

そもそも山にもいろいろあるのだから、すべての山に同じような価値を期待してはいけなくて、勝手にがっかりしないように、自分の中でその山の得意分野を期待してあげるのがいいのだと、百名山の中でもさまざまなレベル感の山に行った今年、とりわけ思った。

そしてそんな細かいこと言ってられないよという場合には、とりあえず紅葉の時期に山に入ろう。多少天気がガスっていても楽しめる。紅葉は偉大だ。

メモ。来年行きたい山。
岩木山、早池峰山、安達太良山、浅間山、白山、白馬岳、甲斐駒ヶ岳、赤岳、剱岳(徳島)、石鎚山。もしタイミングがあるなら、大台ヶ原や伊吹山に行ってもいい。

百名山、多くの人は遠方の山が残りがちかもしれないけれど、わたしは分かりやすく南北アルプスが残りそうだ。来年も元気に登山できますように。

交通費にします!!!!