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7/16 神保町シアターで「元祖大四畳半大物語」を観た

元祖大四畳半大物語は中学生の時に隣町の図書館で偶然見つけた(内容は大人向けなのに何故あったんだろう?)。金も職もないさえない男だけど志は大きくたくましく生きるのが面白くて全巻借りて読んだ。ちなみに男おいどんもこの後に見た。でもやっぱ元祖大四畳半大物語のほうが性の描写が多い。
(この図書館は自分の町の図書館よりも本が多くて大好きだった。1週間に1回自転車で10kmほど走って通ってたあの頃が懐かしい)

元祖大四畳半大物語の映画があったことは最近になって知った。昔から漫画の実写映画化ってあるんだなって思った(面白さは今も昔もピンキリだけど今の邦画は大げさな演技ばかりなので見てるこっちがこっ恥ずかしい。昔の映画のほうがまだ見れる)

数日前、いつものようにお気に入りの映画館の上映スケジュールをあさっていたら神保町シアターで元祖大四畳半大物語が上映されることを知った。そこで今回初めて実写映画を見に行ったけど予想以上に面白かった。自分的な見どころシーンを書いていく。


アパートがぼろい

漫画でもぼろかったけど実写にするとさらにぼろい。母から聞いたところ当時は風呂なしトイレ共同四畳半は珍しくなかったそうだけど当時から見てもぼろいアパートだと思う。


ジュンがやっぱ美人

松本零士の漫画にはつきものの髪が長い美人が再現されていた。
暫く漫画は見てないけどジュンってなんでジュリーと一緒にいるんだっけ?
ジュリーの組の連中に強姦されたけどその後もジュリーと一緒に住んでるし、彼を支えるために売春もしてる(パパ活って当時からあったんだな?当時は何て呼んだんだろう?パトロン?)

俺が足立と同じく1819でこういう女性にあって童貞捨てることが出来たら嬉しいだろうな。でも身の上を知ったらどうだろ?自分は彼女を絶対幸せにして結婚するって自信があるだろうか?

「東京は覚悟すれば女には住みやすい」ってジュンは言ってたけど、体を売る覚悟をすればって意味なのかな?若くして人生悟ってるな。


早苗って何で足立を好きになった?

足立のバイト先の娘の早苗になぜか好かれた。
バイトでへまして帰ったら早苗が部屋にいた。どうやら来月結婚するから最後にパーティしたいとのことだった。
2人で盛り上がって足立ともsexした(ジュンが布団が汚れないようにタオルを渡したけど性交のため?)
「一番負担にならない人」ということで足立を選んだと置手紙に書いてあったが、これはどういう意味だろう?
「あとぐされなくsex出来る人」ってことか?

まあ本当に嫌いならそんなことしないだろうから好意はあるんだろうな。


出てくる女性の母性が強い

足立みたいなさえない男に優しい女性が多い(そうでもしないと物語が進まないけど)。みんなほんとに優しいな。

同時期の映画の「十九歳の地図」でも妻に逃げられたさえない男が出るけど、そういう男を支える女性の喜びもあるってセリフがある。

このころの女性ってこんなに母性が強かったのかな?
(誰か教えて)

どくだみ荘にも女性読者がいてファンレターもたくさん来たそうだからさえない男好きな女性もいるのかな?



この描写って本当にあったの?

いくつか驚いた描写があって例えば、

・東京でも近所ならパンツにランニングで外出してたの?

・やくざが勝手に看板立てて地上げしてたの?

・現場作業員が上半身裸で作業してもよかったの?


これは昭和あるあるだったのかな?



https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B086BGP3JK/ref=atv_wl_hom_c_unkc_1_10



追記
7/17にも見に行った。16日の時より多かった。



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