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2/10 新文芸坐オールナイトに行った

上映作品は、
1) ドクター・モリスの島 フィッシュマン
2) 死体と遊ぶな子供たち
3) キルボット
4) パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼

元々Youtubeで「死体と遊ぶな子供たち」と「キルボット」は見たことあったけど、「ドクター・モリスの島 フィッシュマン」と「パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼」は初めて見た。タイトルからB級臭がするけど、舞台や人間界の描写も細かく、モンスター出現の見せ場もじらすけど物足りなさも無い良い作品だった。

今回のオールナイトは当たりだったと思う。


ドクター・モリスの島 フィッシュマン

囚人の移送船が嵐で遭難した。軍医のクロードと複数人の囚人はある島に漂流する。
幸運にも人が住んでいた。しかし、何やら怪しい土着信仰の現地人と教授ドクター・モリスだった。

タイトルを聞いてフィッシュマンが人を次々と殺していくB級作品だと思っていたが良い意味で裏切られた。結論から言うとラスボスはフィッシュマンじゃない。物語前半はフィッシュマンが囚人を殺していく。中盤、この島の秘密を知ることになる。実はフィッシュマンはドクター・モリスが作っていた。ドクター・モリスは島の近海に沈む財宝を発掘している。そのためにフィッシュマンを作り、彼らに発掘させていた。彼が囚人を捉え同じくフィッシュマンにしていた。クロードもフィッシュマンに変えられそうになるが間一髪で助かる。島の火山も噴火した

クロード達はドクター・モリスを倒し、島から脱出を図る。

ホラーと言うよりはミステリー、アクションと言っても良い作品だった。


死体と遊ぶな子供たち

自分的にはこれが一番良かった。学生の低予算の作品だけどメイク、脚本、演技力で完成度が高い。死霊のはらわたやナイトオブザリビングデッドに匹敵すると思う。

物語は劇団が一夜を過ごすためにマイアミの海のある島に向かうところから始まる。座長はアランという男で威張っている。今回は撮影ではなく何やら怪しいことをするために島に行くそうだ。島に着くとコテージがあり、台所に鼠が出るぐらい古い。ここでアランが大きな道具箱を出した。何やら魔術を行うらしい。箱からローブ、古いそれっぽい魔術の本(グリモア)を取り出した。色々呪文があり死者を蘇らせる呪文もある。アランはこれから墓に向かって儀式を行うと言い出した。

墓場について土を掘り起こしていたらいきなり死体が襲い掛かってきた。

しかし、それは実はアランが仕込んでいたことで他の劇団員に頼んで隠れてもらっていた。アランはとにかく他の劇団員をこうして驚かしている。
その上、これから本当に死体を蘇らせる儀式を行うと言う(それも劇団員が隠れていた墓場にいた死体に対して)

グリモアに記載されている呪文を読み上げた。しかし、何も起きない。
悪ふざけを辞めないアランは死体をコテージに持ち帰ると言う。
死者に対する不敬だからやめろと皆は言うがアランは聞かない(しかし、墓から掘り起こした上に変な儀式に使っている時点で不敬だな笑)

コテージに戻った後アランは死体を使って結婚式の真似事を始め、その後部屋のベッドに寝かせた(周りに悪趣味だからやめろと言われてもむきになって死体で遊んでいた)


こうして中盤あたりまではアランの死体ごっこで話が進んでいく。呪文が聞いたのかここから墓場から死体が蘇った(アランがやったことを考えれば呪文が無くても怒って復活しそう)


キルボット

これはYoutubeで見つけてずっと映画館で観たいと思っていた。
ホラー映画であるだけにSEXしていたリア充は殺される、若者が恋愛の事しか話をしない、それに加えて出てくる若者がステレオタイプな80年代の若者って感じがしてホラー感も薄れてちょうどいい塩梅。

今から見ると80年代にここまでのロボット作れるのとか、雷でコンピュータがショートするのとか、ロボットのビームは反則だろ、とか色々ツッコみたいところがあったけど良作。



パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼

アフリカの町にリゾートホテルが出来た。観光客で盛り上がるホテル。しかし、近くは現地人が恐れる巨大ワニが潜んでいた。

ジョーズのワニ版。しかしこれはどちらかというと現地人の方が怖かった。



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