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2021年総括 マイディア編

こんばんは

2021年 自分がよく行ってた現場の振り返りと総括を書いている(現在進行形)のですが、書きたいことひたすら書いていたら、マイディアの部分だけで凄まじい文量になっていたので、一旦マイディアの部分だけで投稿します。

他のグループも単独で投稿するか、そもそも年内に間に合うのか、お蔵入りになるのかは誰もわかりません。

※以下の文章は全て自分の個人的な感想です。 個人の記憶に基づいた文が多々存在するため、実際の出来事と異なる話が記載されている可能性もあります。 予めご了承ください。

総括:MyDearDarlin'
ライブ鑑賞回数:18
チェキ枚数:篠崎麗28 東條ゆりあ19 葉山かえで8 水城梓2 美咲優羽2 咲真ゆか1 夢実あすか1 是枝優美1
(まるでスタフィオが初めて全メンバーチェキ回ったグループみたいな書き方を前のブログでしたけど、実はマイディアも全員行ったことあるし、マイディアの方が先に全員回ってました。 ただし全員からの認知はない)
去年自分の中でTier1だったのに、2021年Tier2に落ちてしまったグループ。 推し変って概念が存在するからこそオタクは増えるものだと思っているので、推し変自体は特にどうとも思わないのですが、でもよく考えたらマイディアに行く回数が減ったのって推し変とかじゃないな と気付きました。
去年は仕事がめちゃくちゃ暇だったので、行こうと思えば平日の18時以降のライブならほぼ何でも行けたのですが、今年の5月から自分の仕事が変わって平日の仕事量が安定しなくなりました。 結果、最近はライブのチケットを前日もしくは当日に取ることが主となりました。
そしてマイディアは重要ライブを平日にやることが多く、今年の春頃からどんどん人気が伸びて当日券がほぼ出なくなりました。
この辺の噛み合いの悪さで今年行く回数が減ったんだなぁ と納得してしました(するな)

それはそれとして今年のマイディアに関してですが、去年いっぱいでボーカルエースだったれなち(松本玲奈)が卒業し、ほとんど全ての曲の難しいパートや落ちサビをれなちに任せていたマイディアどうなっちゃうのかと、卒業発表されてからその日までずっと不安でした。 が、2月の新体制お披露目ライブを見て、それは杞憂に終わりました。

まず一番わかりやすかったのが麗ちゃんの成長ですね。 麗ちゃんは元々アイドル経験もなく(多分初期メンバー8人の中では唯一のはず)ダンスも歌もかなり不安のある子だったのですが、去年末辺りから成長が見え始め、お披露目ライブの時はその成長が見事に結実していました。 お披露目ライブ1日目はゆりあが休みというトラブルがあったのですが、ゆりあの代わりのパートを歌ったのは麗ちゃんが多く、また煽りも麗ちゃんが代行していました。 その姿はどこか頼りなくて守護ってあげたくなる去年の麗ちゃんとは違う、頼れる凛々しい姿になっていました。 特にフォーメーションの変わったMDDの間奏部分では、エースとしての風格すら見える、圧倒的な麗ちゃんの存在感がありますね。

麗ちゃんのダンスの良さはFLOWERが特にわかりやすいです。 何と言っても下半身が安定しています。 サビの振りで細かく跳ねているところ、腰を回すところ、そういう細かい部分で差をつけている印象です。 多分ですけど、体幹が良くてバランスが安定しているから、こういうことが出来るんじゃないかな~ と予想しております。
マイディアはパフォーマンス面で色々不安定な子が多い(上ブレ下ブレが大きい子が多い)中で、麗ちゃんは毎回かなり安定しており、去年の頼りない印象から一転、今では最も頼りある子に成長したかと思います。

他に今年の麗ちゃんと言えば、生誕ライブが良かったことが挙げられます。 当時マイディアの曲数的に、生誕ライブは持ち曲全部披露して終わり になりがちだったのですが、麗ちゃんの生誕はセトリがとても上手く組まれていたと思います。 最初に盛り上がる系の曲を消化して、次に新曲のワガママHOLiDAYとそれに合わせた可愛い系の曲、そしてカバーコーナーでは地底御用達の曲、よく対バン被るグループの曲、地上アイドルの曲とバランス良く取り揃え、最後は自分が落ちサビ担当する曲で締め、しかもMDDでは落ちサビ前半後半部分全てやりきるスタフィオ方式で披露してくれました(スタフィオ方式何故か大本のスタフィオでは今年やらなかったのが残念だったので来年はスタフィオもスタフィオ方式でやって欲しい) 限られた曲数でこれだけ満足感のあるセトリ組める麗ちゃんの評価が上がった生誕ライブでした。


2月からの新メンバーに目を向けると、3人の中で一番評価が高いのはかえちになりましたね。 最初から顔だけならかえちが好きでしたが、最終的に内面やパフォーマンス面も含めてかえちが一番好きになりました。
最初は顔は好きだけど、最初のワロップでのキャラ付けがキツくて(石橋さんが不得意な分野だったのでキャラ掴みかねて上手く料理できなかったのもある)性格あんまり好きじゃないなぁ という気持ちがあり、パフォーマンス面でも目を惹くほどではありませんでした。 特にFLOWERで麗ちゃんの隣だった時二人のレベル差を如実に感じてしまいましたね。

しかし、かえちの良さに気付いたのはそのワロップからでした。 とにかくかえちは頭の回転が早いです。 マイディアのメンバー 面白さの質はそれぞれ違いますが、計算で笑いが取れるのはあぁちゃんとかえちくらいでかつ、あぁちゃんはかなり邪道な笑いの取り方をしてくるので、一番王道にバラエティが出来るのはかえちですね。 かえちの面白さは語彙力とそれを引き出す頭の回転が早さから、的確に面白い言葉を放てること、自分の立ち位置を分かった上で、番組として自分が前に出る場面か、他の子を目立たせる場面か、そういう判断が出来ることだと思います。 あすかはまぁめちゃくちゃ面白いですが、その面白さの3割はかえちのおかげですね(そして5割は石橋さんのおかげ)

ワロップのおかげで、かえちの頭の良さ 特に語彙力に気付いたころ、マイディアでメンバーひとりひとりのブログ投稿期間があり、これは間違いなくかえちのブログは面白くなるぞ とかなり期待していました。 そしてかえちの番になり急いで読んでみて…… 高すぎるハードルを彼女は易々と越えていきました。 何と言ってもこれ書くために今また読み返しても少し泣けてくるほどの名文ですからね。 ブログということで簡単にさかのぼれるし誰でも読めるので、かえちを少しでも気になった方はどうぞ。

そして、かえちの言葉選びのセンスが最大に発揮されたのが1stワンマンでの最後の個人MCですね。 既メンバー5人はややネガティブな表現を含んだ話をしていたのですが(去年のマイディア活動当初の色々を考えたら仕方がない部分もある)(水城梓だけは「あ、泣いてないんですけどね」から入って別格だった)かえちは、そういったネガティブな表現をすることなく、自分がそれまでに体験してきた、とても充実した日々を語っていました。 2020年のマイディアを知らない、そして言葉選びの上手いかえちだからこその名MCだったと思っています。

そして直近だとパフォーマンス面も向上して独自性も出せるほどになっていました。 当面の課題は地声は可愛いのに歌声になると可愛さをあまり出せないことですかね。 最新曲のナノLOVE2サビのソロでもとにかく可愛さを求められている箇所だと思うのですが、個人的にはもっと可愛く出来るのでは? と思っているので、来年はその部分の成長を期待したいですね。

まとめると、かえちはとにかく頭の回転が早く、語彙力豊かで、自身のストーリーをこちらへ共有するのが上手な子です。 これからもかえちの最初で最後のアイドル人生を見守りたいですね。

最後に語りたいのは東條ゆりあです。 マイディアのキーマン(キーウーマン)はやっぱりこの子だなぁ と、マイディアを振り返ってひしひしと感じますね。

今年も数えきれないほど沢山のライブを見てきましたが、最も心震わされた曲、瞬間のひとつはマイディア1stワンマンWアンコールの「SAYONARA」で、その理由はゆりあのボーカルでした。 ゆりあと言えば本人も自称しているように「ちょー感情だだもれ系アイドル」という言葉がぴったりだと思うのですが、そのゆりあの良さを最大以上に発揮出来たのが1stワンマンのSAYONARAでした。

初披露から「歌うたび泣いてる」と本人が言っていた通り、ワンマンでもめちゃくちゃ泣いていて、かなりボロボロの状態で、その状態で思い切り声を張り上げていた姿が今でも覚えており、音源版でも2サビのゆりあパートを聞く度にあの瞬間を思い出せます。 その後のラスサビでも明らかにゆりあの声だけ異常に主張強かったですね。 あのSAYONARAのおよそ4分間にゆりあはきっと今までマイディアとして活動してきた中での思いの全てをぶつけていたんでしょう。 そういう気持ちの強さを歌として表現出来るのが、東條ゆりあの最大の強みだと思っています。
歌が上手い人なんて、アイドルに限らず沢山居ますし、そういう人からしたらゆりあだけじゃなくてマイディアの他のメンバーも全然まだまだです。 けれども、ゆりあはあの瞬間にゆりあにしか出来ない歌を歌っていました。 歌もダンスも専門職の人には敵わないけど、その人にしか出来ないことが出来る。 これまでのマイディアとしての経験を、気持ちを思い切り載せて歌ったあの瞬間、ゆりあは本当に凄いことをやっていたんですね。

ただ、ゆりあは凄い不安定なところもある子だなぁ と思います。 去年のれなちほどではないですが、ゆりあも色々不安定です。 上記したように瞬間的な凄さなら一番なんですが、実際はそんな常時凄い子ではない印象です。
ただ、マイディアって優等生よりなグループだと思うので、ゆりあみたいに不安定で爆発力のある子が居る方が楽しいな とも最近は思います。
色々をまとめると、マイディアの中でゆりあが最もアイドルらしいアイドルであると僕は思います。

他には、去年からずっと自分の見た目に色々悩んでいた印象ですが、最近はやっと落ち着いた? 印象です。 今デビュー当時のゆりあ見るとロリ路線目指そうとして黒髪ハーフツインしてるのがギャップあり過ぎて笑えます(笑うな)
個人的には、今の白金に近い金髪の外ハネ凄い好きなので、これで落ち着いて欲しいところ。

散々「大事な曲」と言い続けてきた曲をネタにする豪快さも魅力のひとつです(無法過ぎる……)

他メンバーは上記三人ほど語れないのですが、ゆかふぃんあすかあぁちゃんはそれぞれワロップのお陰でかなりキャラが確立されて親しみやすくなった印象です。 ワロップ MCの石橋さんがメンバーとちゃんと接した上で番組を作ってくれるので、いじり方やまわし方が本当に面白いんですよね。

みんちゃんゆかはボーカル面で評価高くなりました。 去年までのマイディアのボーカルはれなちがとにかく上手くて他は……という印象だったので、れなちが抜けたらどうなるんだろう……と懸念していたのは上記の通りですが、抜けた後は麗ちゃんだけじゃなく全員のレベルが上がりましたね。 個人的にはれなちが抜けたことで、れなちに頼る気持ちがなくなったことが伸びるきっかけではないかと予想しています。
みんちゃんは何と言ってもシンフォですね。 1Bのみんちゃんのパートは何度聞いてもよいものです。 ゆかは去年の印象はとにかく力不足 だったのですが、今年の成長した状態で聞いた青の君が本当に素晴らしく、1stワンマンで印象に残っている部分のひとつです。 青の君あんまり披露されない曲なのが残念。

冒頭では他界を匂わせるようなこと散々書いていましたが、アルバムで既存曲全てが音源化され、それを聞いてマイディアの色々を思い返すと、自分MyDearDarlin'のことめちゃくちゃ好きでは?  となりました。

来年の2ndワンマンも楽しみにしていきたいと思います。

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