見出し画像

Pスタグランギャロップ解説

ぎゃれン

こんにちは、ぎゃれンです。
ヴァンガードユニットクソ解説bot(@VGunit_kski)やってます。

今回は長年愛用しているPスタンのグランギャロップで、栃木VGCS4位入賞を果たすことができました。




会場でもご好評頂き、気分が良かったので解説文を残しておこうと思います。
多少の自分語りが含まれますが、気分がいいので許してください。

・デッキ選択の理由
デッキ選択の理由はシンプルに「好きなカードだから」です。
自分はG期に３回ディメンジョンポリスのクランリーダーを取りましたが、その内の２回はグランギャロップを主体にしたデッキでした。
主体にしていない時でも、ダイカイザーシンバスターにピンで入れてグランザイルでサーチするアタッカーとして活用していたりしたので、グランギャロップはかなり長い付き合いになるカードなのです。

長く使ってると、やはり愛着が湧くものです。

それだけにVスタ版のグランギャロップが公開されたときは中々複雑でしたが……（強弱以前に面影が無いテキストだったので）

しかし、それでも愛着があるユニットは使いたいもの。
ヘルタイガーの追加もあって、Vスタンではクラン撃墜王が取れるくらいには使いこなせるようになりました。


これは自慢なのですが、公式に掲載されている入賞レシピの中で
Vスタのギャロップが採用されているは僕のだけです。
いやみんなもっと使おう


「じゃあ後はPスタで結果出すだけだな！」と意気込んで参戦したのが今回の栃木VGCSになります。（大ヴァンガは普通に1-2しました。くやしい）

・デッキレシピ

メイン
Gゾーン

・各種採用理由

G3

大宇宙勇機グランギャロップ（以下「Vスタギャロップ」）
メインV。
基本初回超越が欲しいので後攻が嬉しいのですが、ボルバーさえあれば先行でもプレッシャーかけられるのはメリットです。
そもそもVスタギャロップは「決まれば強烈だが継戦能力がない」カードだったので、そこをGゾーンが補ってくれるPスタでは普通に隙が無いんですよね。

ヘルタイガー
メインウエポン。マジで偉い。
Pスタではジオマグラスが攻撃後のブーストを出し直してくれるので、単機で3回攻撃を仕掛けてくれます。こいつに切り込んでもらうために最初のフォース2は横に振りたいです。
サーチもサルベージも容易なので３枚採用。

駆け抜ける英機グランギャロップ（以下「駆け抜けギャロップ」）
名前もイラストもテキストもギャロップで一番カッコイイと思う。だってブレイベストラッシュですよブレイベストラッシュ。
でも宇宙勇機じゃないからヘルタイガーが起きない。かなしい。
このデッキ、トリガーを全部ヘルタイガーに振る関係でもう一列のプレッシャーが低くなりがちなのですが、こいつ置いておけば３列全て☆２のアタックにできるので中々優秀です。 旧グランザイルで必要な時にサーチできるのも大きなメリット。

G2

グランボルバー
Vスタギャロップ唯一の専用サポート。
どれぐらい専用かと言うと、「宇宙勇機」指定でも「ギャロップ」指定でもなく、まさかの「大宇宙勇機グランギャロップ」フルネーム指定。Vスタに駆け抜ける英機来れないじゃん。
完全専用だけあって、キャントリップが付いたアタッカーはかなり優秀。
Vへの☆追加もフォース2を横に置きたいこのデッキの特性と噛み合ってくれます。
半面ヘルタイガーと合わせてかなりソウルを食うので、コスト管理は慎重に。

カイザード
初回のフォース2を横に振りたいこのデッキにとって、フォースを配ってくれるこいつはめちゃくちゃありがたい存在です。
乗りたいし横でも優秀だしで４枚採用。

ギンガード
アタッカーは上の人たちで十分なので残り枠には硬いやつを。
普段かなり防御に貢献してくれてるので、スタンバース打たれて使えなくなったときはめっちゃ焦りました。

G1

ダイスクーパー、エタニティチェイサー
ここの枚数調整が一番悩んだところです。
このデッキはVスタギャロップに乗れないと完全に機能不全に陥ってしまうためにG３のサーチはかなり重要なのですが、 この２種はライドに使った後の役割がそこまで無いのでフル投入もしたくない……というジレンマ。
そこで「初手にどちらかがあればOK」で合計枚数は５枚とし、初手にギャロップを引き込むマリガンをする想定で、
・不確定だが枚数上のアドバンテージが稼げ、初手にギャロップを握れている時うれしいスクーパー３枚
・ギャロップが無い致命的な事故を回避できるが、枚数上のアドバンテージが稼げないチェイサー２枚
としています。

旧グランザイル
初手以降でギャロップを確定サーチできる唯一の存在。正直４枚入れたい。
ヘルタイガーのブースト役としてコールするついでに駆け抜けギャロップをサーチして盤面を厚くしてくれるのも優秀。

新グランザイル
初手以降でヘルタイガーをサーチしてくれる唯一の存在。正直４枚入れたい。
旧グランザイルと違ってライド用のG１にカウントできるのと、ギラガメルゴスのコストであるヒールも確保したい局面があるので、「引けた時に使う」で２枚。

グランスカウト
ヘルタイガーとの兼ね合いでローレルが使えないので起用。
正直、普通にやってればしかるべきタイミングで自然と８万とか10万とかは出せるのでそんなに重要ではないのですが、緊急回避とオーバーキルには十分な性能なので「引けた時に使う」で２枚。

イニグマンカーム
ユニバードギャラクシーの登場で拾いやすくなった完ガ。G期の頃からめっちゃ信頼してます。
ディナイアルグリフォン怖いし、栃木でもブリリアンブリスターに一泡吹かされたので、グランモンクもいいな～と思うのですが、カイザードやチェイサーで切るとおいしいので、もう少しこいつで行ってみようと思ってます。

G0

リトルヒーロードラコキッド
かわいい。
Vスタンには宇宙勇機のFVが居ないので、次元ロボでも鋼闘機でもない彼を起用。

グランホープ
アドバンテージを稼げる行動全てにソウルを使うので、1枠割いて入れる価値があると思い採用。ジオマグラスで引っ張ってきておくと次のターンがかなり楽になります。

トリガー構成 ☆４醒２引５治４超１
カイザードとグランボルバーが攻撃に必要なクリティカルを稼いでくれているのと、コンボパーツが多い関係でドロー多めの構成。
何度も言いますがとにかくソウルを食うので、☆はドブルバではなくナマズーロ。
リンカはもちろん強力ではありますが、ヘルタイガーがきっちり要求取ってくれる関係上そこまで完ガが致命的ではないので、「引いたら使う」で２枚です。

Gゾーン
メインデッキ全部書いて長くなったので、こっちはよく使う奴だけ。

ジオマグラス
初回超越。ディメポに足りないものを全て補うバケモン。
そもそも優秀なユニットですが、このデッキでは攻撃してスタンドしたヘルタイガーにブーストを付け直すことで再度スタンドさせるコンボ要因も担ってくれます。

エクスギャロップ
フィニッシャー1。ディメポ最強のGユニット。（諸説あります）
フォース２に加えてグランボルバーの☆追加も受けられるので受け流しにくく、しかるべきタイミングでしっかり沈めてくれます。

ユニバードギャラクシー
フィニッシャー2。新顔のバケモン。たまに初回超越もこなす。
リンカとの相性はもちろん、イニグマンカームも拾ってくれるので、劣勢時の誤魔化しにも最適です。

ギラガメルゴス
ガードしながら手札が2枚も増える、正気を疑うバケモン。
退却させられたヘルタイガー拾えるしフォース増やす用にVスタギャロップ拾えるしでめちゃくちゃ重宝します。
中盤以降で気軽にG3をサルベージできるので、序盤のグランザイルで積極的に墓地肥やししてます。

・戦術
２回目の超越で勝つのを想定してます。
先に超越したいので後攻の方が嬉しいですが、先3のVスタギャロップは普通に強烈なので、じゃんけんに勝てたらグランボルバーをキープして☆4アタック仕掛けてます。引トリ多めの構成なので、ダメトリ期待して序盤は結構ダメ受けてます。

初回超越は基本がジオマグラスで、ダメージを貰いすぎている時やイニグマンカームが落ちている時はユニバードギャラクシーに乗ります。
フォース２の列に置いたヘルタイガーをスタンドさせた後、ジオマグラスでブーストを置き直すことで☆２のヘルタイガーで３回攻撃させます。
ジオマグラス２枚分のパンプとトリガーが乗ったヘルタイガーが1回殴る毎に２～３万くらい要求してくれますし、Vのジオマグラスもクリティカル過多になっていて通せないアタックなので、ここでかなりの手札を切らせられます。なんならこのターンで結構勝てます。

ヘルタイガー置かない方の列には、ジオマグラスでグランボルバー呼んでこれると手札も☆も増えるしアタック先にも困らないのでオススメです。
ジオマグラスが２枚表になっているので返しのアタックも凌ぎやすくなります。
なるべくGガーディアン投げて返しのエクスギャロップに貢献したいところなので、スクーパーやグランザイルでヒール拾える時は積極的に拾ってます。

ギラガメルゴスが使えるならヘルタイガーはインターセプトに使ってもいいですが、ボルバーとヘルタイガーでソウルがカツカツで使えないことも多いです。ナマズーロあるなら前のターンで積極的に吸い込んでおきましょう。

ターン帰ってきたらエクスギャロップで押し込みます。
このターンにはジオマグラスが３枚表になってヘルタイガーの要求値が更に上がるので、大抵押し切れます。
エクスギャロップのパワーが足りないならユニバードギャラクシーでも可です。
駆け抜けギャロップのGB3が有効になるターンでもあるので、全ラインで☆２以上の攻撃ができます。

・栃木VGCS振り返り
全体的にプラン通りのゲームができてたと思います。
今のPスタではディメポは主流デッキなので、逆に対面の想定してるディメポと違う動きが刺さったのも大きいと思います。
あとは僕自身があまりPスタを経験できてないことによる知識の不足とかも感じたりして、まだまだいろいろ考えられるなぁと思ったりしました。
このデッキでもそれ以外でも、もっとPスタのイベントとか出てみたいですね。

・まとめ
Pスタグランギャロップの解説でした。
こういうの初めてなのでうまく出来てるかはわかりませんが、お役に立てば何よりです。
今の空前のディメポブームによってリンカが規制されたりした時に、「そういやこんなデッキもあったな」と選択肢に上がってきたら嬉しいですね。
では、Vクランコレクションに駆け抜ける英機が収録される頃にまたお会いしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？