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「予備試験論文 A答案再現&ぶんせき本(R4)」を堪能してみての感想。

久々の投稿となります。年度末から年度首にかけてのタイミングということもあり、なんせ仕事が忙しいものでして。

年明けに短答セレクション7法を一回転した後、現在は早稲田経営出版の「スタンダード100」をLECの完択をお供に読み進めていますが、その前に行ったことが辰巳の「予備試験論文 A答案再現&ぶんせき本(R4)」の熟読でした。

この本からは多くの気付きを得ることができましたね。特にR4論文受験者の成績一覧(サンプル)が掲載されており、合格者と不合格者の各科目評価の状況から到達すべき合格水準のイメージを概ね把握することができたと思います。

総じて、A・B評価は3~4科目あれば合格水準に達することができ、ベースはC・D評価で良い(受験者全体の上位1/2までに位置取りできていればよい)ものと解釈しました。また、法律実務基礎科目はAB評価をMUSTと考えておいた方がよいこと、E・F評価は2科目程度にとどめねばならず、それ以上は致命傷となる(それを打ち消すA評価での挽回が必要となる)ものと解釈しました。

まぁ、母集団のレベルを考慮した際、実際はC・D評価を取ることも大変なんだと思いますが。

本書の参考答案は概して盛り盛りですが、再現答案を堪能する中で「ここまでの水準なら、(自分が)到達できないことはないかも」と思えましたので、それを励みに7法分のスタンダード100を読む次工程を「悠々として、急いで」進めていこうと思います。


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