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cheerio幕を閉じました。そして今後について

こんばんは。

僕自身がアイドルレビューを書くときやタロットリーディングを行う際にcheerioと名乗って活動しているため少しややこしいのですが、今回の記事は自営の店「cafe and bar cheerio」についてとなります。

まあタイトル通りではあるのですが、令和3年6月26日をもって閉店となりました。平成最後の年の4月にオープンして2年と少し、多くの方に支えられて営業しておりましたが、今回はひとまず一区切りということで閉店の道を選びました。

これまで支えていただいた皆様方には、言葉では表現できないほどの感謝の気持ちを感じています。ありがとうございました。

最終日のイベントも盛り上がり、本当にありがたいなと実感しました。

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もちろん、最後のイベントに限らず、ライブで華を添えてくださったたくさんの方々にも感謝しております。

さて、この2年はコロナに翻弄された2年でもありました。確かに団体のお客様はほぼ無くなり、小さい店であるからこそ、それがほぼ致命傷とも言えるほどの影響を受けました。それでも音楽やイラスト、タロット、あるいは私たち夫婦との会話を楽しみに通い続けていただいた方もいらっしゃいます。

今回の閉店については、確かにコロナの影響も大きいのですが、それより何より、店のコンセプトがブレていた、あるいは地元に対してある種の忖度が働いて思うようにできなかったことに区切りをつけるためです。

ネット上では音楽イベントやタロット、そしてイラストのオーダーなど、元々の店のコンセプトに近いことだけをお伝えしてきました。しかしその裏側では(あえて言いますが)田舎特有の雰囲気に四苦八苦していました。

スナックと勘違いして妻にデュエットを強要しようとする高齢者、「演歌を歌うからギターを弾け」と言ってくる高齢者、「タバコが吸えないなら、そんなもの(イラストなど店内の商品)捨ててしまえ」という高齢者、「なぜ飲み屋なのに日本酒を置いてないのか」と絡んでくる高齢者、一人でタクシーで来店いただいた常連様に「お兄さん、今日は雨だから一人で行けばモテますよ」と勘違い発言を放つ地元のタクシー、等々。元々スナックが入っていたテナントなので仕方ないといえばそれまでですが。

まあ、そういう方は次第に減っていきましたが、店のコンセプトを理解して楽しんでいらっしゃるお客様とバッティングすることにいつもハラハラしていました(ライブイベントなのに強引に入店してカラオケで演歌を歌うなど・・・実際はバッティングはなかったですが。あ、エレ爺はおりました)。

最近、ご来店いただくようになった複数の女性のお客様からは「店があるのは知ってたけど、スナックと思ってたので眼中になかった。こんな近くに(いい意味で)こんな場所があるなんて」と言われました。

そういう状況でしたので、一旦、区切りをつけることにしました。

SNSで閉店のお知らせをしてから1ヶ月、常連の方がたからたくさん心配の声をいただきました。そして、お知らせをしてから1ヶ月の間にご縁のできた皆様からは「もったいない」「寂しい」の声をたくさんいただきました。ありがたい限りです。

今後についてですが。

タロットとイラストのオーダーは店舗の営業に関係なく、引き続き区切りなく随時ご注文を承っております。

そして、今まで記述したことから、もう今後はやりたいことだけやろうと思っています。そして何となく飲みに行こうという文化はこの先しばらくは衰退していくと感じていますので、「目的」を持って来ていただける場所にできたらと思い、動き出しています。それは純粋な飲食店という形にはならないかもしれませんが、音楽、イラスト、タロットに限らず、趣味を持つ仲間が集まる場所、として考えています。

しばらくはゆっくりしたい気持ちもあるのですが、無収入状態が続くとすぐに干上がってしまう(繰り返しますが、イラスト、タロットのオーダーは受付中です 笑)ので、1日でも早く環境を整えて再出発しようかと思っております。SNS等で周知すると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。


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