坂道のメロディ

なるべく、あさの光で起きること。 

ミルで豆を挽いて、じぶんで淹れる珈琲と あさごはん。 
おきにいりの食器と、しあわせな 朝のじかん。 

家をでるまえに、お水をあげたい植物たちがいること。 
いまベランダにいるのは、ラベンダーとミントとローズマリー。部屋には、ハートのアイビーとハートカズラ。 

緑いっぱいの公園をぬけていく、だいすきな自転車での通勤ルート。 

週1回、おひるやすみのヨガ。 

なるべく、てきとうな食事をとらないこと。 
ちゃんと料理する。外食するときは、おいしいお店にいく。 

そろそろ定着してきた、じぶんのなかのきまりごと。 

2014年ももう、あと2週間です。 

つづけたら、得意なことにかわるからって。 
その電話ごしのたった一言を、いまでもとってもよくおぼえてる。 

がんばってつづけるその先には、なりたいじぶんがいて、 
あたらしい習慣ができたそのときには、それがじぶんの性格を変えていく気がしてる。 

だから、ほんとうに、ありがとうのきもちは一生きえないとおもいます。 

いつだってことばは少なかったけど、わたしが考えるすきまをたいせつにしてくれたひと。 

むかしは、そのときのじぶんでこそ であえたものたちを、置き去りにしていってしまうような気がして 
変わることが とてもとてもこわかったけど、いまは ちがう。 

かわっていくものもたくさんたくさんあるけど、 
あいかわらず、ちゃんとかわらないものがあることにも、気づいたんだとおもいます。 

じぶんのかわらない部分をみつけてくれて、そこをすきでいてくれるひとがいて、それはほんとうにしあわせなことで、 
だからゆかも。 

これからどんな環境で、なにを見て、感じて、なにを食べて、どんなものをそばにおいて、誰と恋をして、どんなふうに笑っていても、 

きっとずっとかわらないであろう部分を 尊敬しているあなたのことを、そばにいてくれるひとたちのことを、 
すきでいるからね。 

いつも、そばにはいてあげられなくても。 
だいじなひとが 元気をなくしたときに、 寄り添って、包んで、だきしめてあげられる 

そういう歌をうたうひとになりたいんです。 

そうかんたんには口からでてきてくれない、想いが詰まったことばを 
たいせつなひとがいるからこそ 感じられる、さみしさを 

ちゃんと大事にだきしめて、ひとりで歩いていける つよくてやさしいおとなになりたいです。 

そんなことをおもいながらうたうことばと音とメロディを、たくさんのひとにきいてもらえる1年にしようと思っています。そう、来年こそ。 

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