ことだま

ことばがある。

ことばがあるから、考えることができる。

ことばになったとき、じぶんのきもちが、すこし わかる。

さみしいっていえないから、肌が、からだが、炎症する。

さわってほしくて、もっと もっと 近づきたくて、じぶんと外との境界線を、なくそうとする。

きもちとは、うらはらに、あかく あかく 腫れ上がってしまって。

わすれたくない そう思うから、からだが なにもかも、ため込んでいく。

めぐりが わるいと、なかなか 心地よいリズムに、のれない。

からだはちゃんと、もうずっとまえから、サインをだしてるのに。

ちゃんと、ピュアに 反応してくれてたんだね。 こころの声。

もっと、だいじに。いたわろう。

さみしいときに、さみしいって言えないじぶんは、きっと ちがったんだ。

ことばを殺す れんしゅうだった、それがすてきだと そう思ってた。

笑うこと。 うたうこと。 

おおきな口をひらくこと。おおきな声をだすこと。

まちがえたら、だめ。

ことばが、だいじだった。とても。

それがきっと、じぶんらしい につながってる。

わたしのこころの、なか と そと の距離は、きっと人より ちかいから。

そういうじぶんのやり方が、きっとあるんだとおもう。

ことばが、きっと、また 運命をかえる。 

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