見出し画像

赤紫ローミラー解説 他

割引あり

こんにちは。くる@と申します。
今期使用した赤紫ローの各対面解説を記事にしてみました。特にミラーを詳しく解説しています。
WAVE1の決勝大会では4-2で予選落ちしてしまいました。またフラッグシップバトルでは5回参加しベスト8が1回と準優勝4回の高戦績?を残すことができました。
リーダーローの規制も入りあと少しの使用猶予になりましたが、これからフラッグシップバトルなどで使用される方へ少しでも役立てばと思い私のプレイメモを解説記事として公表させていただきます。
これまで赤紫ローを使っていない人向けでの記事では有りません。あらかじめご了承ください。

またこの場を借りて普段調整しているメンバー、スポンサーのカードショップZONE様(Xアカウント→@ZONE20240517)、応援してくださる皆様に感謝申し上げます。

対赤紫ロー

よくリソースゲーと言われるマッチアップです。引きの要素が勝敗に大きく関わるのは事実ですが、リソースの稼ぎ方をきちんと理解していないと引きが強くても負けることがあります。
基本的にリソース=手札と認識していいと思います。今回はリソースに焦点を当ててこのマッチアップを解説していきます。

①キャラ登場とリソース

3コスト5000のキャラを登場させたときに起こることを数値化してみます。
※しばらくライフへの攻撃は手札で守り、キャラへの攻撃は手札で守らずKOされるものとして説明します。

・キャラ登場→手札−1枚
・相手への攻撃→相手の手札−1枚
・攻撃を受ける→自分の手札+1枚

最初の2つはわかりやすいと思います。キャラを手札から出すため手札が減り、相手に攻撃したら相手の手札を1枚減らすことができます。
3つ目は逆視点で本来ライフに来るはずだった相手からの攻撃がレストのキャラへ向かい、自分の手札とライフを守ることができます。

結果として自分の手札は±0枚、相手の手札を-1枚しており、手札差を+1枚することができました。
これが序盤中盤にキャラを登場させる理由の1つです。

②除去とリソース

赤紫ローに採用されているカードは攻撃力4000〜6000が多いため、手札からゴードン1枚を使用してリーダー効果で除去したパターンについてリソースを数値化します。除去するキャラはアクティブ状態と仮定します。

ゴードンを使用→手札-1枚
相手のキャラの攻撃を未然に防げた→自分の手札+1枚
相手のキャラへの攻撃をせずに済んだ→相手の手札-1枚

結果として自分の手札は±0枚、相手の手札を-1枚しており、手札差を+1枚することができました。
更にローのリーダー効果にはキャラ登場も含まれます。ゴードン+リーダー効果でキャラ登場させることで、手札差+2枚することができます。
実際のゲームでは何回リーダー効果で除去+登場をできたかが勝敗に大きく関わってきます。

③リソースの見える化

キャラ登場・除去したときのリソースについて理解したところで、具体的に登場させたキャラごとのリソースを数値化します。キャラごとにスタッツが異なりますが、リーダー効果での除去で攻撃力4000〜6000のキャラは等しく除去されるためここでは考慮しません。

・レイジュ(+3枚)
2枚ドロー+キャラ登場

・クイーン(+2枚)
1枚ドロー+キャラ登場

・ハンデスロー(+3枚)
2枚ハンデス+キャラ登場

・マイナスロー(+2枚)
パワーマイナス+リーダー効果でゴードンで使うはずの手札を温存できる+キャラ登場

・オールサンデー(+2枚)
1枚ドロー+キャラ登場

実際に数値にすると、レイジュの引けた枚数でゲームが決まると言われるのがわかるぐらい強いです。場面が限られてしまいますがハンデスローの効果はレイジュと同程度のリソース差をつけることができます、また世間ではあまり評価の高くないマイナスローがリソース面で見ると悪くないカードなのがわかります。
実際のゲームでは殴り返しされないキャラも存在し、必ずこの数字で勝ったほうが勝つわけではありません。実際のゲームの中でどの選択が一番リソースを稼ぐことに繋がるかの指標として使うぐらいがいいと思います。

④ゲーム全体の流れ

ここまでキャラの登場と除去・効果によるリソースを数値化してきました。ここからは実際のゲームでどのようにリソースを稼ぐかをお話していきます。

・リーダー効果を毎ターン使用する
前述の通りリソースを稼ぐためにキャラの登場・除去は欠かせません。
1ターンの中でドンを使ってキャラ登場→リーダー効果を使って除去+キャラ登場を繰り返すのが一番効率がいいです。
この動きをするため1ドンのゴードンと3〜5ドンのコストを払って登場させるキャラの合計4〜6ドンを維持します。
ここまでリソースの話ばかりでドンの話をしていませんでしたが、リソースを稼ぐだけでいいわけではありません。毎ターンリーダー効果を使うためシャチペンや5キッド等のドン加速するキャラも登場させ、ドンの維持をしながらリソースを稼いでいく必要があります。
ドンの維持は慣れとアドリブ力が必要です。例えばそのターンにたくさんリソースを稼げるからとクイーン+レイジュの動きをしてしまうと次のターン使用できるドンはこのターンの開始時−2ドン(6ドンであれば4ドン)になります。
当たり前ですが1ターンでドンが2回復し、リーダー効果を使うと3ドン減ります。ドン回復をしなければ毎ターンリーダー効果を使うと使えるドンが1ドンずつ減っていき、クイーンやハンデスローを使うと更にドンが減ります。
ドンが少ないと動きが制限され、相手に動きを読まれやすくなるデメリットもあります。

ここから先は

4,198字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?