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#48 電車内での悲劇 【医学生の日常】

こんにちは、バーラです😄

最近スポーツの話題ばっかりで医学生らしい記事を書いていなかったので、今回は久しぶりに「医学生の日常」をお届けします!

今日のテーマは、電車内でおこった悲劇についてです。
実は、とある医学用語が原因でした…

悲劇が起きたのは、僕が2年生の時です。

医学部の2年生は、最も留年しやすい学年だといわれています。
というのも、解剖学・生化学・発生学・組織学など、主要な基礎医学の授業が2年生に集中しているからです。

基礎医学は1つ1つの科目が大変なのに、種類もたくさんあります。
全部で10は軽く超え、上で挙げた4つはほんの一部です。

それだけ多くの科目があるので、医学生はいちいち「○○学」という呼称は使いません。「学」を省略して、単に「○○」とだけ読んでいます。
(おそらく他の学部も同じだと思います!)

そんな基礎医学の中に「生理学」というものがあります。
これは人体の機能、ホルモンやミネラルの働きを学ぶ学問です。
(略称は、そう「生理」です)
僕の大学では生理学の先生が厳しく、落単者が続出することで有名でした。

さて、前置きはこれくらいにして本題に戻ります。
僕と友人Aが電車内で会話をしているときに、悲劇は起きました。

前期のテストを目前に控えた時期だったため、Aもナーバスになっていたのでしょう。
公共の場であるにもかかわらず、唐突にこんなことを言い出したのです。

「あ~、生理ヤバい!まじで生理しんどすぎる!!!😣」


もちろんAは見た目も中身も男です。というかおっさんです。
車両中から僕たちに白い目が向けられたのは言うまでもありません。

「ヤバい」という日本語が万能すぎたために起きてしまった悲劇でした。






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