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Luckyの紹介

この記事では、dApp Staking に上場している「Lucky」を紹介していきます。dApp Stakingで、ステーキング先をどこにしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


Luckyの概要

Luckyは、AstarとShidenのdApp Stakingに上場しているdAppです。
ユーザーは、Luckyにトークンをステーキングすると「Raffle」と呼ばれるクジに参加できます。「Raffle」は1Era(約1日)毎に開催され、抽選に当選したユーザーは当選報酬を獲得できます。

このように、ユーザーは通常のステーキング報酬はもちろん「Raffle」によるボーナス報酬を獲得できる可能性があることがLuckyの魅力の一つです。また、ユーザーが「Raffle」に参加する条件は「ステーキングのみ」なので、ユーザーが損失を被ることは一切ありません。

Raffleの仕組み

Luckyの「Raffle」では、ステーキング量に応じて当選確率が変動する仕組みとなっています。例えば、100トークンをステーキングすると、100枚の抽選券が与えられます。つまり、より多くのトークンをステーキングすることで、抽選での当選確率を高めることができます。

また、公平性の観点から、一度当選したアドレスは10Era(約10日)の間は当選しない仕組みをとっています。この仕組みにより、鯨(大口ステーカー)ばかりが当選することを防ぎ、より多くのステーカーが当選しやすいように工夫をしています。

また、ボーナス報酬の財源は、dApp Stakingの開発者報酬から分配されています。ゲームの特性上、ギャンブル要素があると捉えられがちですが、ギャンブルのようにユーザーの損得が発生しないため、各国の規制にも準拠して運営がされています。

新しいゲームについて

Luckyでは「Raffle」以外のゲーム(Guess the number・Lotto)の開発も行われています。

「Guess the number」は、数字を当てるゲームです。ユーザーは好きな数字(例えば1~100)を選びます。Phat ContractのVRF(ランダムで数字を抽出してくれるスマートコントラクト)によって選ばれた数字と一致した場合、ユーザーは報酬を獲得できます。

「Lotto」は「Guess the number」の数字を増やしたバージョンです。宝くじ「ロト6」をイメージすると分かりやすいと思います。「Lotto」は数字を複数当てなければいけないため、当選確率が当然下がります。当たらなかった分の報酬はキャリーオーバーされるので、当選した時に獲得できる報酬が大きくなる仕組みとなっています。

どちらもテスト段階なので、今後変更する可能性があるので、ご了承ください。

技術的な側面について

Luckyは、Polkadotエコシステムにおける経験豊富なエンジニア、GuiGouとArnoによって開発されています。そのため、Polkadotで推奨されている開発フレームワークや開発言語を駆使して構成されています。また、分散化思想も強く、フロントページやインデックス、オラクルも分散型を採用しています。

より詳しい技術的な側面については、後日別の記事で解説します。

dApp Staking v3 ステーキング方法

dApp Staking v3で「Lucky」にステーキングする方法を解説します。

STEP 1 ポータルのdApp Stakingのページにアクセス

こちらからポータルのdApp Stakingのページにアクセスします。
アクセスしたら「Vote/Stake today」をクリックします。

STEP 2 Luckyにステーキングする

「Choose a project to vote」をクリックして、ステーキングするdAppを選びます。

検索窓に「Lucky」と入力し「Lucky」を選択します。

ステーキングするトークン数を入力し「Confirm」をクリック→署名をすればステーキング完了です。

なお、トップページからステーキングが完了しているかどうかの確認ができます。

STEP 3 Raffleの確認

こちらから「Raffle」に当選したかどうか確認ができます。
当選していた場合、このページから報酬をCliam(請求)できるようになっています。

まとめ

この記事では「Lucky」について解説しました。
「Lucky」は、ユーザーにステーキングを促進するユニークなプロジェクトだと思います。

今年の1月から「Lucky」のアンバサダーに就任したので、今後も「Lucky」に関する情報を発信していく予定です。
質問がある方、興味がある方はDiscordからどうぞ。

参考文献

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