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2020年 晩秋キャンプ in 朝霧高原・ふもとっぱらオートキャンプ場(11/21〜23)

期待には応えたい

「志摩りんがふもとっぱらでキャンプしたのって何月?」
「……たぶん11月後半」
「寒いかなぁ」
「行きたいって事?」
「行ける?」
「……がんばる」
 で、2泊3日の予約取れた。びっくり。

 例年ならすっかり冠雪してるはずが、まだ夏富士の様相。駿河湾沼津サービスエリアでいつものわさび餃子を買い、朝霧高原の道の駅に立ち寄って、ヨーグル豚の塩ホルモンと丸めたソーセージ(そう言えばどこかの店では、ソーセージ・マルメターノって言ってた)とゴーダチーズを買った。

風速6m下のスライム

 今回は水場(トイレ)棟と売店の間の、水場近くを選んだ。薪を買ったり、金山キッチンにも歩いて行きたかったからね。
 テントは5人用を張ろうとしたけど、風が強く、ペグを打っても強度が足りずにグニャグニャする。まるで「ひのきの棒」で叩かれるスライムみたいだ。
「こりゃダメだ」
 せっかく開いたテントをたたみ、強度的に安定した4人用に張り替える。その上からサーモスの自立式タープを小川張りし、その先端に被せてレクタングルタープを張った。タープ下で焚き火がしたいので、ポールは高めで。

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 本当は富士に向かう側を開けたかったけど、風向きが富士から来るので仕方がない。

 気温はそれほど寒くない。高地なのでガッツリ冬キャンのつもりだったけど、普通の秋キャンぐらいの感覚。風も夜になる前にはおさまるだろうし、これなら楽しいキャンプになりそう。

まずは飯だ

 ランチを作る。本当はイワナが食べたかったけど、富士宮の養殖場が土日休みで買えず、秋刀魚の塩焼きとわさび餃子に。何度でも言うけど、この餃子本当に美味い。足柄の上りサービスエリアでも売ってくれないかな。そしたら通勤で毎日買うのに。
 と言うのも、私は住まいは神奈川の自称湘南(世間一般の湘南は東隣)の市なんですが、勤務先は沼津にあるので、足柄なら通り道なのです。そして新東名は使わないの。

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焚き火焚き火焚き火!

 焚火禁止のお達しも、夕方には解除になったので早速薪を買いに。そこで前回に気付いていた鹿肉ソーセージを買い、薪は詰め放題の針葉樹と広葉樹をひとつずつ。
 たぶん中華製のファイヤスタンドで焚き火。横須賀ではコールマンのファイアーディスクを使ったし、車に積んではあるのだけど、これ見た目は良いが太い薪が燃えないんだよね。もちろん多めに薪を組んで、火がファイヤー! な状態なら行けるのだけど、こっちがやりたいのはキャンプファイヤーじゃなく焚き火なんだから。わかるかな、この違い。
 てか、なんだ「火がファイヤー」って。

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 焚き火の上に、バーベキュー用の金網を曲げたのを乗せてコンロにする。これは一斗缶の上にも乗せられるように作ったので、みすぼらしい見た目のわりに便利なのだ。パンも焼けるし肉も焼ける。ダッチオーブンだって乗る。

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 夜は朝霧高原の道の駅で買った塩ホルモンに野菜とキノコで鍋。
 焚き火とお酒があれば、もうそこは楽園。

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 翌日は快晴。富士には全く雪が無い。それはちょっと残念。

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 恒例の鹿肉バーガー。我が家では鹿肉をはじめ、ジビエ肉をよく食べます。一年置きにエゾシカを半頭、約20kg買ってるぐらい。毎年買わないのは、それだけで冷凍庫がいっぱいになっちゃうから。

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 売店で売ってる日本酒。ふもとっぱらのマーク入り。美味しいよ。
 と言うわけで、今回も楽しいキャンプでした。