AJPW世界最強タッグ2023&JBOG2023①

2023.11.12、遂に開催した全日本プロレスの世界最強タッグとJr.バトル・オブ・グローリー(以下JBOG)、事前に予想していた結果と合わせて感想を日記にしていきたいと思います。

まずはJBOGから

JBOG【〇青柳亮生 vs 土井成樹×】
私の戦前の予想は亮生勝利、全日Jr.のエースである亮生はやはり大本命という事もあって最優先で研究されている事が予感され、苦戦は強いられると思っていました。
しかし今回の相手である土井には世界ジュニアをはじめ苦い思いを何度も味合わされた事もあり気合の勝利と予想。

結果は予想通り亮生勝利でしたが異なっていたのでは『気合』ではなくここぞという場面で出した対土井成樹の隠し技『バカタレロール』での勝利だった事、感覚派のレスラーだと思っていた亮生の狙いすました計算通りの勝利に今後のさらなる飛躍の予感を感じずにはいられませんでした。ただ土井も負けて格を落とさずだったので本当に満足。


JBOG【×田村男児 vs 阿部史典〇】
どちらも階級を問わず戦えるレスラーだけにかなり悩みましたがここ数か月の勢いが勝るとみて田村男児の勝利と予想。力こそパワー

予想は外れて結果は阿部史典の勝利、男児のジュニア離れした驚異的なパワーを耐えきった阿部による卍固めが決まりレフェリーストップで決着、王道トーナメントでは諏訪魔のドロップキックで屈辱的な敗北を味わった阿部ですが諏訪魔と組んでUNタッグを所持する男児相手にまずは一矢報いたと言ったところでしょうか?こうなったら諏訪魔を倒すところも観たくなってきたぞ。さすが二代目阿部史典の阿部史典


JBOG【〇ライジングHAYATO vs 佐藤光留×】
私の予想は佐藤光留の勝利、予想理由は嫉妬
なんか勢いがあってイケメンのHAYATOには光留は負けたくないんじゃないかな?という浅い理由での予想ですが佐藤光留は間違いなく百戦錬磨の実力者、リンダマン戦の様な非情な攻めに徹してきたら若いHAYATOはかなり苦戦するのではないかと

しかし、またも予想は外れ。
いつもうっかり忘れるんですがHAYATOってああ見えてパワーもある熱血ど根性オールラウンダーなんですよね。あまりにも綺麗に跳べるから忘れがちですがなんでもできる。亮生とHAYATOは本命故にマークされて苦戦する事を予想しましたが考えを改めなくてはいけないかもしれません。嬉しい誤算。


JBOGは初日から的中が1/3、試合時間が短い中にも駆け引きあり、波乱あり、中々予想通りにはなりませんね。
得意パターンに持って行けずに苦戦する選手、短期決戦でこそ輝く選手で明暗が分かれそうですね。リーグ終了後の各選手のリズムにも良くも悪くも影響を与えそうですし「短いから冷遇」なんて言わずにちゃんとJBOG観ようぜ!


お次はヘビー級がぶつかり合う世界最強タッグに行きましょう。

【◯斉藤ジュン・斉藤レイvs黒潮TOKYOジャパン・立花誠吾×】
事前予想は斉藤ブラザーズの勝利、ここに関しては流石にフィジカルと勢いの勝る斉藤ブラザーズの勝ちは堅いでしょう。
三冠王者時代の諏訪魔から金星を上げた事のある実力と華を兼ね備えた黒潮とコミカルな中に堅実に積み上げた技術が見え隠れする燻し銀の立花の組合せは間違いなく良いチームですが全日だと流石にジュニアタッグ寄りの体格ですし。
ただ期待はしてます。ダークホースとして金星はあげる予感がするので

試合結果は斉藤ブラザーズの勝利で的中、しかし、しかしながら!あの人気者の斉藤ブラザーズの存在感が霞むほどの盛り上げ力で入場から試合終了まで会場を沸かせた黒潮&立花、「配信ではなく会場で楽しみたいぜ!」という気持ちにさせるチケット販促力に関して言えば優勝と言っても過言ではないのではないでしょうか。大好きになったよTOKYOヤンキース


【×石川修司・綾部蓮vsサイラス・ライアン・デイビッドソン◯】
私の事前予想によるとこの試合の勝利で綾部蓮が完全覚醒、石川綾部のハイツハイツが全勝優勝で駆け抜けるという激アツ展開になるはずです。ライアンは未知数ですがどう見てもパワー系、パワー&パワーで簡単に勝ち抜けるほど全日ヘビーは甘くないぜ!綾部は全日じゃないけど!

って思ってたんですがライアンが何でもできるタイプで意外にも献身的、サイラスがとっても動きやすそう!そのサポートもあってか王道トーナメントより明らかにサイラスが活き活きとしてて「これだよこれ!」と思わず口に出てしまうサイラスのパワーファイトで勝利を掴み取りました。
しかし綾部蓮は確実に大きくなっており、この敗北をバネにして残り全勝を石川修司と共に掴み取ってくれる事を信じております。


【×諏訪魔・鈴木秀樹 vs 中嶋勝彦・大森北斗◯】
両チームともチームと言って良いのか不安になるほどガタガタな状況での開幕、私の事前予想では実質4wayマッチになってしまい両チームリングアウトで勝ち点が分散する引き分け予想

結果としては北斗が諏訪魔を仕留めるという予想外の展開で諏訪魔達の敗北、といいますか鈴木秀樹の誤爆ではない誤爆、故意の誤爆、狙い通りの誤爆で諏訪魔は訳の分からない内に負けると言う「そんなもん予想出来るわけあるか!」という結果でした。
しかし試合中、座り込む鈴木秀樹に駆け込んで蹴りを放った中嶋が逆に倒れ込むという海でテンション上がって波を蹴った時になるアレに見える場面があり、個々のポテンシャルなら諏訪魔・鈴木組は間違いなく一級品である事を確信させられました。アイツらは人じゃない、海


【×宮原健斗・青柳優馬 vs 田村ハヤト・ガレノ・デル・マル◯】
全日ファンでありながら私の予想は田村ガレノ勝利。
私ももちろん安定感や経験、本来の実力なら当然ビジネスタッグが勝ってると思っています。しかし今回はGLEATのタッグベルトであるG-INFが長期に渡って斉藤ブラザーズに奪われている状況での彼らの参戦、他を捨ててでもビジネスタッグと斉藤ブラザーズに照準を合わせてくると睨んでます。
私の見立てでは実力は確かとは言え彼らはまだビジネスタッグに5回に1回勝てるかどうかというところ、とは言えその1回を呼び込む気合で挑んでくるはず。
と言う予想だけどどうか外れてくれぇって気持ちです。

まあ悪い予感は当たるもんでこの日一番外れて欲しい予想が的中、ビジネスタッグは間違いなく強かった。強かったのに負けてほんと悔しい。
ただ田村ハヤトもガレノもいい選手だった。
「全日所属になる!」って言ったら「嬉しい!」って素直に言える身体をしてますのでここはノーサイドで褒め称えたいと思います。「おめでとう!今回は負けたけど毎回勝てると思うなよ!」


そんな感じで世界最強タッグの予想は2/4でイーブン、ジュニアと違って悪い予想が的中したので悲しみ強めですね。
しかしプロレスは好スタートが好結果とは限らないのが常、負けたチームもまだまだ楽しませてくれる事でしょう。
では11.15も全力で楽しみましょう!

せーの!新起動だオイ!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?