更に調子に乗って好きなジャンルで。

ならざきさんの挑戦状を受けてみます第2弾です。私が好きな小説のジャンルはSFなんです。だからどうしてもそっちにも挑戦してみたくなっちゃいました。

https://note.mu/muturonarasaki/n/n1302d3ed591a


消えた宇宙船

「隊長、ついに、ついに見つけました!」

航路をスペクトロ羅針盤で検討していた私に、光学望遠鏡式旧型レーダーを使っていた隼人隊員が、画面を指差しながら声をかけてきた。

「どの方向だ?」

私が隼人隊員の指差す画面を覗き込むと、そこには確かに光り輝く恒星の横に小さな惑星が見える。

「あれ・・だな」

「はい、なぜか新型レーダーには映っていません。」

不思議だがこれでやっと調査ができると、私は安堵した。

「これで過去にこの海域で消えた宇宙船の秘密がわかりますね。」

「そうだな、よし、あの惑星に向けて出発だ!」

私の命令にクルーたちも色めき立ち、興奮のあまり勢い良く出力を上げすぎて船が揺れた。

「おいおい、あせるなよ?」

「隊長!私がまず調査艇で先行します!」

隼人隊員がのった調査艇がすごい勢いで飛び出した瞬間、私はすべてを悟った。

惑星に見えるその場所は小さなブラックホールであった。

「レンズフレアか・・もう引力には逆らえないな。」

私はそう呟くと、皆が騒ぎ出す前に静かに自爆スイッチを押した。


説明を入れる余裕がないってこんなにきついのか~と思いながら何とか450文字以下で意味がわかるぐらいにはできたと思います。条件もぎりぎり何とかなったんじゃないだろうか。汗

私に値段をつけてください!きっといいことが・・・あったらいいな