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あれから30年 新年会

2023年1月12日 淡路青年会議所の新年会が3年振りに開催されました。時勢を考慮してダウンサイズの設営でした。青年会議所【JC】と言う団体は、世界規模の組織【JCI】でプロトコルがしっかりしています。40歳までの青年で会員構成されますが、淡路JCには伝統を重んじる風土があります。私は34歳で入会し6年間活動しました。父親は創設時のチャーター会員で第4代理事長でした。私は高い年齢でしたので3年目から様々な役職に就きました。その最初の役目が会員委員会委員長でした。この頃私は性格が尖っていたので、とにかく新しいことをやろうと考えていました。委員長としての最初の仕事が新年会設営でした。淡路青年会議所の新年会は座敷スタイルで約150名の出席者があります。コンパニオンを入れると200名に及びます。the日本の宴会です。これはこれで楽しいです。私はこれをパーティースタイル、即ちテーブル様式で行うと声明を出しました。委員会→理事会と協議が行われるのですが、その上の三役会(正副理事長で構成)で声明撤回を要求される事態となりました。伝統を変えようとしたことに対する組織反応です。粘る私に対してOBを含めた伝統維持派の説得工作が続きました。結局交換条件を出して私は下がるのですが、その悔しさの欠片は今も楽しさを伴って残っています。はっきり言ってどうでも良いことですが、他者から観て無駄なことを真剣に行うのがJC活動であり、エネルギーを出し切るという点では意義がありました。私はこうした経験があって【世の中には無駄なものはない やがて意味を持つ】と考えています。
30年経って2023年1月12日、会場に入ると多くのテーブルが並んでいました。私がイメージしたスタイルです。コロナに配慮した結果なのですが、一瞬自己陶酔に浸ることが出来ました。美味しいお酒でした!

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