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FACT

先週東京に行って来ました。新商売ポテンシャルの学習が目的です。オミクロンの日本最大汚染地域ですが、あまり恐れはありませんでした。防御はきちんとしている自信もありましたが、それよりもコロナウイルスは人類との共存を願って変異適応していると考えるからです。私の知る限り、ワクチンを接種していない子供たちが感染の中心であり、今の拡大は論理的であります。なのに世間は相変わらず陽性者数に注目し、マスコミは不安を煽っているようです。FACT(事実)を理解すれば、対応は必要ですが、過剰な不安は不要です。肥満者と基礎疾患を持っている方は常に油断大敵です。

私が抱く最近の不安は、コロナ支援で多くの企業が3年間の無金利融資を受けていることです。融資は一定条件下で平等に実行されています。来年から返済が始まり混乱は出ないでしょうか?また別の支援で、営業しない方が一瞬儲かる事象が一部生じています。コロナ登場が社会変革の必要性に対するサイン(兆候)であったなら、それに逆らったことにはならないでしょうか?

残念ながら、日本には私たちに知らされていないFACTが沢山あります。
多くは業界と官庁の利権が背景にあります。2つの例を書きます。

まずは食品添加物です。筆頭はショートニング(トランス脂肪酸)です。多くのお菓子、菓子パンに使用されています。実体は何か?簡単に言うとプラスティックです。人体が代謝排泄できない物質であり、特に血管(心臓疾患)に悪い影響を与えます。自然保護のために、レジ袋が有料になりました。自然も人間同様プラスティックを代謝出来ないからです。アメリカでは、トランス脂肪酸は、昔むかしに食品添加物として使用禁止になっています。私は自ら確認済みですが、アメリカの食品添加物表示には必ずTrans Fat 0mgと表示されています。日本の表示は、堂々とショートニング(マーガリン)と表示しているのはまだ潔いよいですが、植物性油脂とかマーガリン入パターとか不鮮明な表示が多くあります。不誠実です。なぜ厚生労働省は規制しないのでしょうか?答えはご想像の通りです。今から成長する子供たちには食べさせてはいけないものです。旨いから、安いからと考える大人はご勝手に!と言うかtoo lateです。

次に薬です。降圧剤、抗コレステロール剤など一定の条件下で使用すべきもの、或いは飲むことにより安心感(プラセボ効果)が生まれるものは使い方次第です。しかし、副作用を考えると長期服用するものではありません。深刻なのは向精神薬です。私の知人は、若い頃にメンタルを崩して入院し30年が過ぎましたが、社会復帰出来ていません。賢い人なので服用薬を憶えていて教えてくれました。知り合いの薬剤師に確かめると、かなり厳しい依存性のある薬でした。しかも1種類ではなく数種類処方(多剤療法)されています。多罪療法が的を得ている表現かも知れません。日本の治療は社会復帰を前提にしているとは、到底思えません。アメリカでは、向精神薬の3ヶ月を超えての処方は厳重に管理されていると、知り合いの薬剤師が教えてくれました。日本はなぜか?ご想像の通りです。何れも口に入るものですから、厚生労働省の管轄です。コロナ対応で露呈しましたが、この省には課題が多いです。

私の言っていることがFACT(事実)か否かは聞き手によって判断されます。大切なのは、氾濫する情報のなかから、FACTを選別できる力です。リテラシーと言われるスキルです。SNS時代であるからこそ磨いていきたいです。

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