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たいせつなこと

6月26日に講演を聞きました。昨日訃報に接しました。安倍氏は吉田茂氏、田中角栄氏に次ぐ昭和平成令和の偉大な宰相であったと思います。
私的なことですが、かつて私はある業界団体の年金基金の理事をしておりました。解散を目指して対応しておりましたが、株価低迷により解散のタイミングが最重要条件でした。そんな時アベノミクスにより株価が上昇し、剰余金を出して解散することが出来ました。神風でした。安倍氏には感謝しています。
 敢えて暗殺と言う言葉を使います。日本で起きたことに驚愕します。世の中には【絶対】は無いので油断が存在したのだとも感じました。銃器規制が世界一厳しい日本でも拳銃は手に入ります。しかし今回の事件は手製の銃器によるものであったことは驚きです。SNSによって作り方を習ったのなら時代の影響です。暗殺者はSNS映像により背後から容易く近づいているのが分かります。誰がSP、刑事かは判別出来ませんが、誰も背面を警護しているようには見えません。1発目銃声後、過敏に反応して安倍氏を壇上から下ろしたり、覆い被さるような動きもありませんでした。アメリカレーガン大統領の暗殺未遂のシーンと比較すると、日本の警護は甘いと感じました。安倍氏は憲法改正、防衛力増強の推進者であったと理解します。もしも隣国がある日突然日本を攻めて来た場合、日本は悲惨な事態になると言うことを自らの命をもって示したように想像してしまいます。多くの方々が【暴力による言論の自由の侵害 民主主義への冒涜】と言われますが、今回は少し違うと思います。背景は不明ですが、ヒットマン的請負ではなく、私怨か思い込みによる犯罪のような気がします。何が起きるか分からぬ時代、狂気が氾濫する時代であることを真摯に認識しなければなりません。
 平和はFOC【Free of charge】=0円と思っていると、油断が生じ、リスクが入り込んで来ます。性悪説に立ったリスク管理が必要ではないでしょうか!残念ながら!しかし日本はまだまだ安全な国であることは確かです。安全でないことを煽る発言には耳を傾ける必要はないと思います。油断大敵を心掛けることが懸命です。
【Security is the greatest enemy
=油断大敵】ユニバーサルな表現です。安倍普三元首相のご冥福をお祈り申し上げます。

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