ディスレクシア

とある方が学習障害(ディスレクシアかな?)なのではないかと思える様な文章を読む機会があり、その方の現在の姿を思い浮かべ、少し心動かされるなどしている。

下手にもったいつけるよりもちゃんと書いた方がいいか。えーとね、今日行った上方落語勉強会のプログラムに桂二葉さんの文章が載っていたの。

で、そこに「義務教育が始まった6歳の頃から文字が苦手でさけまくり、授業で先生に本読みを当てられても無言でにやにやしたり、睨みつけたりして、先生にパスさせてもらうという大胆な手段を何度も使いながら人生を乗り越えてきました」という一節があったのね。

もちろんこれだけで二葉さんが学習障害の一種であるディスレクシア、失読症だったんじゃないかというのは乱暴に過ぎるのだけれど、そういった人が「言葉」を扱う商売である「落語家」になっていて、しかもその高座が確実に進歩しているという事に、少し感動したの。

調べるとディスレクシアの有名人と言うのはかなり多くて、私の馴染みのジャンルだと作家のサミュエル・R・ディレイニーなんかがそう。

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