【金融マーケット勉強 #4】雇用系の経済指標を簡単にまとめてみる
皆さん、先週のニュース見ましたか?「JOLTSが公表され〜〜」「ADP雇用統計は〜〜」「11月米雇用統計では、平均賃金が〜〜」などなど雇用に関するニュースが多すぎて、私はかなり混乱してしまいました(泣)
そこで、「雇用統計」「JOLTS」「ADP雇用統計」についてざっくりまとめてみたいと思います。
アメリカの労働市場の前提知識
・アメリカの経済規模は、世界のGDPの約20%を占め世界最大
・アメリカ経済のGDPのうち約70%を個人消費が占めている
・アメリカの経済の良し悪しは個人消費が増えるか減るかにかかっており、個人の雇用情勢を示す米国雇用統計は、その動向を占う重要な指標である
・雇用系の指数は景気に遅行する
(景気が良くなり、人々がモノを買うようになってから、雇用が増え始めるため)
雇用統計
概要
●失業率
・失業率とは、超簡単に言うと「働く気がある人のうち、失業している人の割合」です。
➔失業率データ元はこちら
➔失業者データ元はこちら
●(非農業部門)雇用者数
・(非農業部門)雇用者数とは、その名の通り「農業部門を除いた産業で働く雇用者数のこと」です。雇用増加数は、前月比で示されます。
➔(非農業部門)雇用者数データ元はこちら
・雇用者数が15万人増加するとGDPに問題なく、20万人増加するとGDPを押し上げるレベルだと言われています。
➔参考Webサイト
●平均時給
・平均時給とは、その名の通り「農業部門以外の主要産業の1時間あたりの平均賃金とその増減のこと」です。
➔平均時給データ元はこちら
JOLTS(求人労働異動調査)
概要
●求人数 と 採用数 と 離職数
➔JOLTSのデータ元はこちら
➔JOLTSの公式ページはこちら
ADP雇用統計
概要
●雇用者数
・ADP雇用統計は、歴史が浅く、速報値と修正値との乖離が大きくなることも多く、雇用統計と大きくずれることもあります。そのため、度々算出方法が改定されており、2022年8月31日にも算出方法が新しくなりました。
➔ADP雇用統計のデータ元はこちら
※二次情報です
おわりに
ちょっとスッキリしました笑(完全な自己満足)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?