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【8月23日】マーケットレポート 『米国金利上昇、一時3%台へ』

本日の市場

株式市場(8/22終値)

ダウ:33063.61(▲643.13)
ナスダック:12381.57(▲323.64)
S&P:4137.99(▲90.49)
日経平均:28794.5(▲135.83)
…8/25(木)に開催されるジャクソンホール会議にて、FRBパウエル議長がタカ派的な姿勢を示すのではないかという懸念を前もって織り込んだのか、3指数揃って下落しました。

為替相場(8/23 5:46時点)

1ドル = 137.49 - 50(円安↑)
…同じくジャクソンホール会議にて、FRBが利上げに積極的な姿勢を示すのではないかという懸念から、日米金利差の拡大が意識され、円安方向に進みました。

ニュースレビュー

米長期金利上昇、一時3%台に

FRB高官が相次いで金融引き締めに積極的な発言をしており、アメリカの長期金利が上昇。一時3%台と、約1ヶ月ぶりの高水準をつける場面があり、2023年に利下げに転じる見方が後退した。

日米金利差の拡大から、為替は円安方向、日本の国内物価のさらなる上昇が予想される。

中国、今年3回目の利下げへ

中国人民銀行(中央銀行)は、ゼロコロナ政策や不動産市場の混乱などより悪化した景気の回復を目指し、今年3回目の利下げを行いました。

しかし、ゼロコロナ政策によるサービス業への打撃や不動産市場への不透明感から、家計は貯金志向が強く、利下げを機に個人消費を効果的に促すかは分からない。

百貨店などの内需銘柄、株価好調

高島屋や三井不動産など内需銘柄が好調に推移している。新型コロナウイルスの感染者が増えても規制強化の動きがなく、レジャーや小売りなどへの期待感が株価上昇に繋がっていると考えられる。

ただ、国内でのインフレ率に対して、給与水準が追いついていないため、今後もこの勢いが続くのか懸念もある。

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