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【10月26日】マーケットレポート 『大卒内定者増えるも、充足率は過去10年で最低』

本日の市場

●株式市場&債券市場

【外国市場】
・企業の決算が本格化し、業績悪化が懸念されていたものの、予想ほど悪化しておらず、投資家の安心感につながった
・12月のFRBによる利上げ幅が0.75%から0.5%に縮小するかとの見方から長期金利が低下、ハイテク企業の上昇も目立った

Googleファイナンス、Bloombergより

【東京市場】
・前日の米株高や25日の中国・香港のハイテク株高が好感され、続伸

Googleファイナンスより

●為替相場

・FRBによる利上げ幅の縮小との見方から1円程度円高に

Googleファイナンスより

あ本日のトピック

①大卒内定者増えるも、充足率は過去10年で最低

2023年度の大卒内定者は22年春入社と比べて5.7%増えた。しかし、充足率は過去10年で最低だった。
・大卒内定者は22年度比5.7%増の11万6079人
・(要因①)コロナ禍による採用手控えの反動
・(要因②)自動車をはじめとする需要回復などで採用を増やす動きが広がった
・(要因③)転職などで若手社員の離職が増えている
・ただ、企業の採用意欲に人材の供給が追いついていない。充足率は90.2%と過去10年で最低だった

②英、スナク首相就任

英国の与党・保守党の新党首となったリシ・スナク元財務相(42)が25日、正式に首相に就任した
・トラス氏の大規模減税策で混乱した金融市場を安定させられるかが焦点
・コロナ対応の国債増発について、「借りたお金は返さなければいけい」と確実な償還の必要性を強調
・対ロシア外交では、トラス氏の強硬姿勢を引き継ぐ見通しだが、財政再建を優先しウクライナへの軍事支援のペースが落ちる可能性がある
・31日に政府の中期財政計画を発表する予定

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