コトバと言葉


「自分を救いたかった」


こちらのお話を心の片隅に置きつつ、最初のお話に戻ります。


・うつ病
・メンヘラ
・ADHD


こちらのコトバを挙げさせていただきましたが

皆さんはコレが一体何かを知っていますか?




私はこんな言葉を見たことがあります。


「うつ病とは、心の風邪である」




私はこれを見た時に

「なんて秀逸な言葉なんだ」

と感動しました。



しかし使う人を変えれば「病は気から」という言葉同様に、本質を打ち消してしまうものになりますよね。




「風邪」という病は皆さんもご存じの病かと思われます。


そして「風邪」は治りやすい病気でもあることは身を持って体験したことが多いのではないでしょうか?



しかし

放っておくと「死に至る可能性がある病」であるということも知っておいてほしいのです。




今回はそんな


「風邪」と「うつ病」という


実は似ている2つのお話をさせていただきますね。





では始めに


「風邪が死に至る可能性?」


と疑問を抱いている方がいるかもしれませんので、こちらのお話からさせていただきます。



風邪とは皆さんも体験した通り

微熱・せき・鼻水

などの症状からなり、80~90%はウイルスが原因のものです。


症状は一般的に少なく、長くても一週間程度で治るものだと言われています。




では一体なぜ

「死に至る可能性がある病」なのでしょう?




お話は逸れますが

今日の日本では「肺炎」という文字を見かけることが多くなったのではないでしょうか?

新感染症の恐ろしさは日々のニュースで充分ご存じかと思われます。



そして


「肺炎」と「風邪」はとても症状が似ています。




肺炎とは主に肺の中の感染症であり、肺胞という部分の炎症です。

発熱・せき・痰

などの症状からなり、風邪と同じ症状が出るため見分けることが難しい病です。




ではこの両者に


「病は気から」


という言葉をかけてみましょう。





どうなるか分かりますね?




語る必要もなく、皆さんの想像した通りの結末となるでしょう。



症状は次第に重くなり

場合によっては「死に至る病」となります。





では、なぜ「うつ病」と似ているのか?


お気づきの方はもうすでに居るかと思います。





「うつ病」も放っておくと「死に至る病」なのです。



きっかけはどうであれ、原因がどうであれ

「死に至る可能性がある病」には変わりありません。



考えることを「放棄」しないでください。



言葉の本質を考えてください。



あなたのその一言が


「人を殺めることさえできる凶器」になりうるものですから。



しかし残念ながら人間というのは実際に体験しないと分からないものです。



このような気持ちにふれても尚分からないような方も中には居ることでしょう。



人間は経験が全てを物語ります。


しかしその経験から自分が得られるものは



その人間の考え方・感じ方によって大いに変わります。





あの人はこれを聞くときっとこう言うでしょう


「全てを持って生まれてよかった」と。

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