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オデ 日記 書ク 10.7〜9

三連休合併号です。本来ニートに三連休なんて関係ないのだが、まあ祖母の家に帰省したしな。
早朝11時に叩き起されたり祖母と母と高いスイーツを食べたりした訳だが、そんなのは別にどうでもいい。美味しかったけど。

マジで水飲んでも美味かった

2日目に友人と酒を飲みに行くという人生のブロンズトロフィーくらいのやつを解放した。
思えば10歳からの付き合いなので、ちょうど10年うだうだとやって来てる仲な訳で。そんな性癖さえも把握してそうなクソ野郎と近所の時給850円の生まれた時からある居酒屋で飲んできた。

ジンジャーハイボール。既製品なので美味しい

飲酒2ヶ月で酒がそれなりに強いことが判明した僕は至極冷静で、なんか酔っ払って変なことをする訳でもなく。
延々と創作について語り合うだけの地味な2時間になった。
なろう系は世界観が全部一緒だと主張する野郎とそれは違うだろと熱弁したり、書こうとしてる作品について互いにプレゼンしたり。まぁ、楽しかった。
もう大声でハイボール飲みながらそんな話をし続けていたから多分周りからは変な目で見られていただろう。僕も多分ドン引きする。
……これ本当に至極冷静か?
デッドラインの見極めがそれなりに上手いので、ハイボール3杯で(お財布的にも)やめといたほうがいいと感付き、飲み会はお開きへ。
そのまま星も見えない土手を散歩して、近くにある郡山市民であそこら辺に住んでる人なら知ってるであろう某ゲーセンへと吸い込まれるように歩いていく。
ゲラゲラと下らない話で盛り上がれるのはいい事だと思う。
さて、ゲーセンに来たからにやるのはひとつ、触ったこともない格ゲーである。
僕は何もわからん初心者同士でやる格ゲーが一番面白いと思っている。それにゲーセンで100円に躊躇するほど僕らも子供じゃない。というか子供じゃなくなっちゃった。
とりあえず選んだのはGGST。これはちょっと意地悪で、アケコンを触ったことがないとはいえ5時間くらいは遊んだことがあったので、友人を名残雪で初狩りした。普通にキレられたので(酒が入っているので両者とも適当でキレやすい)今度はガチで知らん電撃文庫の格ゲーへ。

僕が黒雪姫、友人がお兄様

我ら中学校を図書室のラノベで使い果たした者たち。ママのおとぎ話より電撃文庫を読み漁ったのでもう懐かしい気持ちでいっぱいである。
酔っ払ってたので割と記憶が無いが、黒雪姫は鈍足な代わりにリーチと火力に優れてて、お兄様はなんか色々やってきてた。
や、よく分からん格ゲーは面白い。キックとパンチのボタンも分からないからお互い手探りで、先に強いメタを見つけたもん勝ちなのだ。
金が溶ける溶ける。ゲラゲラとコイツ卑怯だなんだと言い合いながら、深夜のゲーセンで格ゲーを遊ぶ。なんか、楽しい。
なお、最終的に友人がキリトを使い始め、アーマ付きお手軽突撃技のヴォーパルストライクを僕が処理出来ずに4連敗して諦めたことを記しておく。
お酒飲むより暖かくなるよアレ

そんな訳でティアラメンツが如何にクソであるかを熱弁する友人に、いやいやそんなことは無いと殺人犯の裁判を任される弁護士の気持ちで擁護しながらまた歩き出す。
いや、ほんと。メイルゥ返してくれんか?
そうして友人を見送った帰り道はどこか寂しくて、けれど全てに絶望して刹那的に徘徊していたあの頃を思い出して、懐かしくなった。

違法建築ギリギリの滑り台が懐かしい

公園でブランコに乗ってみたり、踊り子を聞いてみたりもした。無意味で、この瞬間だけの楽しさがあって、好きだ。

なお、翌日風邪を引いたのかほとんどを寝て過ごす事になった。悲しい。

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