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爪噛みグセのある人ほどジェルネイルをしよう

爪噛み癖がある人は読んで欲しい
爪噛み癖がある人が周りにいる人も読んで欲しい
そうじゃない人は読んでもあまりピンと来ないかもしれないです


・私の爪噛み癖
小さい頃からずっと癖でした
恥ずかしいこととは思いつつも、どうしても嫌なことがあったり、勉強していて飽きてくると手に意識がいってしまうのです
この歳になっても、ここ1年くらいリモートワークをしていて、企画に煮詰まった時とか、気づけば噛みそうになっていたり
小さい頃から染み付いたものなので簡単に矯正できるわけでもなく、だからといって自分のボロボロの爪が嫌で、それがストレスになって余計に噛んでしまう
そういうことがずっと続いていました

・試したこと
家でマニキュアを塗ってみるのはもちろん、オイルを沢山塗ったりいろいろ試してみました
それでもやっぱり気になってしまう
自分の爪の形が嫌いなのです
エナメルネイルは少しどこかに擦って剥がれてしまうとそこが気になって触っているうちに噛んでしまうし
オイルは塗るのを忘れてしまうとすぐささくれが出来て気になってしまう

・初めてのネイルサロン
大学生の頃、色んなネットの記事を読んで「ジェルネイルをするといい」ということで、自分の深爪を恥ずかしいと思いながらも勇気をだして、貧乏大学生がギリギリ手を出せるチェーンの1番安いネイルサロンに行きました
『これで爪噛み癖が治るなら、一時の恥くらい…!』
きっときれいなお姉さんが居て、私が出ていったあと「あの人の爪ボロボロで汚かったね〜プークスクス」ってバカにされるだろうけど、それで長年の悩みが解消されるなら…と
結果。
席に座った私の手を見て興味無さそうに、「どうしますか?」という店員さん
「あ、あの、深爪にしちゃう癖があって、それを治したくて…」
「はぁ…スカルプってことですか?」
「スカル…プ…?」
「(大きな溜息)長さ出しってことです」
この時点でもう逃げ帰りたかった
すっごく恥ずかしかった
目の前の店員さんの爪はキレイに伸びていて、アートがされていて、とっても羨ましい
なんで自分の手はボロボロなんだろう、いや全部自分で噛んじゃってるからだ、きっとすごい汚い手だってバカにされるしそう見られている
その日のことは多分一生忘れないし、たまたま良くない店員さんに当たったんだろうなということも今ならわかるけれど、当時の私にとってはその対応はトラウマもので、「ネイルサロン」というものが、爪噛み癖がある自分にとっては【立ち入ってはいけない場所】になってしまったのでした

・社会人になって
社会人になって今は、ネイルも自由、髪型髪色も自由な業界にいます
そんな中でオシャレな女性たちが素敵なネイルをしているのをよく見るようになりました
キラキラのストーンが付いていたり、はたまた推しのライブの前には推しのカラーに変えていたり
自分でアートをしている人もいました
『ネイル、してみようかなあ』
あんなに手痛い目にあったのに、綺麗な指への憧れは尽きませんでした
社会人になってお給料もそれなりに頂くようになったので、大学生の時のように奨学金と自分のバイト代をやりくりして、3日間ブラックサンダー10個で食い繋いで美容代を捻出する必要もありません

・爪噛み癖の相談に乗ってくれるサロン調べ
「爪噛み」「ネイル」「相談」「ジェル」とかで調べると以外と相談に乗ってくれるお店は沢山あるのでした
大学生の時は料金重視で1番安いところに行ってしまったけれど、今なら調べ方もわかるし、そこそこお金をかけることができます
そして、私は1ヶ月以上の下調べを終えたのち、武蔵野市にあるとあるサロンの予約をついに取りました
そこは20年間、色んなて足の爪の悩みを持つ方を受け入れているサロンで、サロンのホームページに
・手のお手入れ
・足のお手入れ
・トリートメント
・Hand & Foot SPA
・トラブルのある方へ
と記載されているのが印象的でした
予約のページには、ジェルネイルやお手入れのメニューの他、【手相談】という項目があり、悩みを抱えた方が予約しやすいようになっており、特にそこで細かく何かを書く必要もありません

・サロン入店
そして、サロンに行く当日
『また自分の手を見て嫌な顔をされるんじゃないだろうか』
『これでダメだったら多分もう一生短い爪で過ごすしかない』
とか色んなことを考えました
駅から歩いてサロンが目に入った時最初に思ったのは
「おばあちゃんがいる…」
でした
ガラス張りのお店で中にいるお客さんが見えるおっしゃれーな感じのサロンだったのですが、なにやら白い桶のようなものに足を入れているように見えるおばあちゃんが見えました
これは本当に運が良かったのかもしれないですが、あとから聞いたらちょうど巻き爪に悩んでいる方の施術中だったようで
そのおばあちゃんの顔が笑顔だったので
『あ、ここ怖くない場所だ』
と自分の心理的ハードルが下がった瞬間でした

・手相談 とは
ドアを開け、予約の名前を告げると席に案内され、お茶を出してもらいしばらく待つことに
そうすると奥から女性が1人
名札に『店長』
店長!!!???
え!?ネイルサロンの店長!?ありがとうございます!!!???え、こんな汚い手の人間が、ネイルサロンをたちあげるような方とお話して大丈夫!?
とか一瞬色々めぐりましたが
「よ、よろしくお願い致します!」
とご挨拶しました
すると店長
「よろしくお願いします☺」

めっちゃ笑顔

『来てよかった〜〜〜!!!!!!!!!』
心の中で大絶叫
その後は粛々とカウンセリングです
「どれくらい悩んでる?」とか
「どこが1番気になる?」とか
「どんな手になりたい?」とか
自分の爪とか習慣を否定されることはなかったです
以前のサロンについてのお話をした時は
「うちのサロンを見つけてもらって、来て下さってありがとうございます」
と、お礼を言われました
お礼を言うのはこっちだよ…ありがとうございます…
その日は爪が短くなっている指は長さ出し(これがスカルプというらしい)をしてもらい、ちょこっとネイルアートというものをしてもらいました
それがこちら


いや、今見てもすごいなこれほんと
親指とか長さ半分以下ですよほんとは
ささくれも酷いのが見てもらうと分かると思うんですが、常にずっとこんな感じでした
長さ出ししてもらって、まるで元々の爪がこんなに長かったかのように見える
すごい、魔法みたい

これをやってもらってから、私の爪噛み癖は少しずつ改善されていきます
要因は以下
・長さ出しされてるのでそもそもその部分固くて噛めない
・かわいい
・周りの人にネイルを褒められる
・褒められることで「自分の手が恥ずかしいものだ」という感覚がなくなり自信がつく
・ジェルは剥がれる時は1度にぽろんと取れる為、エナメルネイルのように気にならない
・表面つるつるなので気持ちいいので触る度にストレス解消
・手を見る度に可愛いのでルンルンした気持ちになってストレス解消
・次にサロンに行った時に「いい感じに伸びてますね!」と褒めてもらえる
・次にサロンに行くまでにジェルが取れて噛んでしまったところも、改善案を一緒に考えてくれる
多分もっともっとたくさんあるんですがほんとに綺麗になりました

直近がこちらです
もう自爪だけでジェルができるくらいに長さが出てきました
しかも、ささくれもすごく減りました

・爪噛み癖がある人ほどジェルネイルがオススメ
トータルで見て、やっぱり行ってよかったなと思います。
昔は自分の手が目に入るだけですごく嫌だったし、つらかったけど、今は目に入ると「カワイッ」って言っちゃいますね
だって自分がやったわけじゃないからどんなに褒めてもタダでしょ
周りに爪噛み癖がある人がいる人はぜひ勧めてあげてください
毎日のコンプレックスが少しづつ解消されます
ちょっとだけ自分に自信がつきます

爪噛み癖を持ったあなたに、素敵な相談相手が見つかりますように!

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