24/02/23 知らない間にハードコアテクノ聞いてた

日記に書いたことがあるかもしれない(無いかもしれない。最近言った/書いたことの記憶が無くてヤバい)が、自分はインターネットコミュニティにおける活動を太鼓の達人コミュニティでスタートさせた。小学5年生くらいの時にACから入り、中学2年生くらいまでの4年間くらいは結構ゲーセンに通ってやっていた気がする。ちょうど音MADを投稿し始めた時期でもあるので入れ替わるように遊ぶ頻度は減っていったが、自分のリズム感のベースに太鼓の達人が強く影響していることは確かである。いまでも音楽のリズムをドンとカッの2値で捉えてしまう。

より詳しく言えば、自分が熱中したのは太鼓の達人そのものよりもPCで遊ぶことができる「太鼓さん次郎」という太鼓の達人シミュレータだった。音源と譜面ファイルがあれば自由に(権利はクリアではないが)楽曲を追加してプレイすることができたので、本家の譜面や有志が作成した創作譜面をアップローダから探し回っては追加してフルコンボを目指してキーボードのDFJKを叩く日々を過ごしていた。こちらは音MADを始めてもゲームとして普通に続けていたはずで、高校生くらいまではよく遊んでいたと思う。本家をやっている期間よりも長いので、太鼓の達人ではなく太鼓さん次郎に影響を受けているといった方が正しいかもしれない。

大学に入ってからはあまり遊ばなくなってしまったが、それでも自分の手が覚えているようなレベルでやり込んだゲームは太鼓さん次郎くらいしか無いので、ふと思い出した時に環境を用意して小一時間遊んで満足するというのはやっていた。そして今日、何回目の再燃か分からないけど、久々にその思い出しが来たので実行ファイルと譜面を用意して遊ぶ環境を整えた。当時の自分が特によく遊んでいた「東方アレンジ楽曲を沢山収録した譜面セット」というものが存在し、ありがたいことに10年経ってもリンクを生かしてくれているので思い出して遊ぶ時はこの譜面を用意して遊んでいる。

ここからが本題で、譜面セットを用意して今日ようやく気付いたのだが、収録されている楽曲の多くがいま聞くとガバ/スピードコア/ブレイクコア/ドラムンベースといった現在の自分が好んで聞いているジャンルの音楽ばかりで驚いた……。自分の認識では速くて歪んだ音楽との最初の邂逅はKick-ass Kung-fu Cookie☆だったのだが、それよりもだいぶ早い段階で重いキックとブレイクビーツが耳に馴染んでいたということになる。当時はジャンルどころか東方アレンジという概念の意味も分かっていなかったが、思い出してみると「なんか聞いたこと無い曲だけどカッコ良い曲だな~」とか思いながら

こういう曲を聞いていた(というか遊んでいた)ように思う。自分のハードコアテクノのルーツがここにあった!人生のほとんどが音MADきっかけで駆動している人間だと思っていたのだが、それより前のこともちゃんと人生だったのですね。けっこう感動しました。

ボカコレに何か出したいと思いつつ、計画性が無いので何もしないまま毎回通り過ぎている。REMIX部門でなにか出したいなあ。

OSTER projectのマーシャル・マキシマイザーがすごく良かったので皆さんも聞いてください。


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