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Maybelleのばんえい2歳馬(明け3歳馬)通信 2024-02-02(翔雲賞展望)


先週の2歳戦pick up(第22回1~3日目)

1/28 8R A-1

①スマイルカナ 1:45.4 (1.8%、曇)956kg
前半52秒。スタートはそろい、第1障害を過ぎて、いつものようにグランドスターダムが前へ、キタノキンショウ、トカチヒロ、ヤマノヒメなども積極的に好位を追走していた。第2障害はグランドスターダムが一腰で越えると、ここにトカチヒロ、ヤマノヒメ、スマイルカナ、クリスタルイプセが続く。下ろしてからは、スマイルカナがいつものように飛び跳ねながら脚を伸ばし、前を捉えて1着。2着は競り合いながらついてきたクリスタルイプセ。スマイルカナはスタート良く、前にスッとでたが、そこから少し控えて好位追走の形に。第2障害の息入れは少し短めにして、すんなり上げると、いつもの飛び跳ねる走りで一気に前を捉えた。この位置で下ろせればやはり強い。また、2着のクリスタルイプセも調子を戻しており、次走の黒ユリ賞が楽しみに。

第22回4~6日目の明け3歳戦

翔雲賞~斤量増+力のいる馬場への適応がカギに

翔雲賞(2/4 11R)は斤量650~660kgと明け3歳にとって初となる重量でのレース。過去3回の翔雲賞は、3強が引っ張った昨年・一昨年は堅い決着だったものの、混戦世代だった第1回は荒れ模様となったレースだけに、今年も思いがけない馬が好走するかもしれない。

ヤングチャンピオンシップからの勢力図の変化

ヤングチャンピオンシップ勝ち馬のライジンサンは、今年に入ってから休養を続け翔雲賞がぶっつけ本番。ナナカマド賞勝ち馬のホクセイポルシェも、前走取消など、まだ本調子ではない印象の中で、混戦模様は引き続き継続中。ただ年を明けてからのA-1戦ではミチシオが連勝し、秋のスランプから調子を戻してきた印象で人気を集めそう。

天気と馬場(2/3追記)

先週(第22回開催1~3回)は馬場水分量1%台後半ながら、A-1でも前半52秒、走破タイム1分45秒台を要しており、12月下旬~1月中旬にかけての軽い馬場からは一転。ただ、今開催初日の2/3は、水分量2.0~2.1%で、タイムは A-2(2.0%)で前半44秒、走破タイム1分39秒台と少し軽さが戻っており、第21回開催4~6日よりは重いが、先週より軽いという状態。

展望

ここまでの重賞戦線でレースを引っ張ったグランドスターダムやディーホワイトが不在となったことで、前走で先行した粘ったウルトラコタロウ、ホクセイハリアー辺りが逃げ候補になるか。これまで逃げていなかった馬が積極的に前に行く可能性もあるが、超ハイペースになるとは考えづらい。ホクセイポルシェやライジンサンも好位追走の候補ではあるが、馬体重など当日の出来具合もチェックしたい。じっくり脚を溜めて最後はじけたいのはミチシオやショータイムといったところ。2/3のA-2戦のタイムなどを考えると、馬場状態が大きく変わらなければ決着タイムは1分40~50秒か。

Maybelleの翔雲賞予想(2/3追記)

◎ミチシオ
○ライジンサン
▲フレイムファースト
△ウルトラコタロウ
△ショータイム


先週よりはやや軽い馬場になったとはいえ、ヤングチャンピオンシップよりも斤量50~60kg増となることを考えると、スピードだけで押し切るのは難しいと考え、パワーを兼ね備えたミチシオ、ライジンサンを中心に。ミチシオは年明けから調子を戻しているのに加え、前半があまり速くならない展開も向いていそう。ライジンサンは休み明けのため、馬体重、パドックの様子は要チェックで大きな変化があれば割引も必要だが、障害の安定感、ヤングチャンピオンシップの走りを考えると上位に取りたい。フレイムファーストは全体的なバランス、重い斤量へ適応力を期待して▲。△のウルトラコタロウはヤングチャンピオンシップ3着の展開が理想的、ショータイムは追い込み脚質だが、前が苦しい展開になったら強さ発揮しそう。


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