Maybelleのばんえい2歳馬通信 2023-09-01
先週の2歳戦pick up(第10回4~6日目)
8/26 7R A-4
①ユウマダイマジン 1:31.7(1.3%、晴)1010kg
前半42秒。スタート早いコトブキテンザンにユウマダイマジン、ジェイヒッターが続いた。途中からユウマダイマジンが1頭抜け出すかたちとなり、それ以外の馬は横一線のまま第2障害へ。ユウマダイマジンは障害もノシノシと上げると、最後までしっかりした足取りで1着。ユウマダイマジンは前走はのんびりしてレースの流れに乗れなかったが、今回は出足から積極的に前でレースをつくって最後までしっかりの完勝。次走が上位との力関係を測る試金石になりそう。
8/28 4R C-1
①フラワーパワー 1:44.6 (0.9%、晴)919kg
前半58秒。フラワーパワーはややスタート遅れたものの、第2障害までには遅れを取り戻して先行集団へ。第2障害は6頭ほどがほぼ同時に下ろして末脚勝負となった。いったんはマルゼンイチバンが先頭になったが、残り20m過ぎてから強かったのがフラワーパワーで最後までゆるむことなく走り抜けた。フラワーパワーは今はスタートが若干苦手ではあるものの、末の力強さが目立つ馬。牝馬にしては馬格もしっかりで今後も注目の1頭。
第11回1~3日目の2歳戦
ナナカマド賞にむけた出走権争い、一歩抜け出すのはどの馬か?
今週はぐずついた天気が多かった帯広も週末は晴れ予報。馬場状態の変化には注意してレースを見ていきたい。
今期初重賞のナナカマド賞を来月に控え、そろそろ出走権争いも気になるところ。この世代は相変わらず突き抜けた存在が不在で、荒れ模様のレースが続いている。今週はA-1(9/3 9R)、A-2(9/4 8R)が組まれており、まずはどの馬が抜けだしていくかをチェックしておきたい。A-1は前走4勝目一番乗りとなったミチシオを中心に、堅実ホクセイポルシェやブラントンユウキ、牡馬に負けないスマイルカナなど中心になりそうだが、まだまだ若さの抜けないキタノキンショウも目が離せない。A-2はまだ出走予定ながら、休養挟んだタイトルボス、グランドスターダム、先週強さを見せたユウマダイマジンの実力を測る重要なレース。他の馬も上位と差がなく、見応えのあるレースになりそう。
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