Maybelleのばんえい2歳馬(明け3歳馬)通信 2024-01-19
先週の2歳戦pick up(第21回1~3日目)
1/14 8R A-2
①コトブキテンザン 1:38.9 (2.0%、曇)974kg
前半53秒。スタートからトカチヒロが積極的に前へ行ったが、中盤には横一線にきれいに並んでレースは進行。第2障害はトカチヒロが先に上げ、続いてツカサファースト、コトブキテンザンがほぼ同時に下ろすと、この2頭が並んで脚を伸ばし、粘るトカチヒロを一気に交わした。最後はコトブキテンザンが前に出て1着。コトブキテンザンはこの馬らしい軽快な足取りで好位を追走。以前のようなかかる気性も見せず、障害もすんなり上げていた。今日は最後に競り合いとなったことも奏効してか、最後まで集中を切らさずに走り切ることができた。
1/15 8R A-3
①キタノキンショウ 1:30.5 (3.0%、晴)944kg
前半36秒。降雪が始まり、馬場はさらに早めに。レースはディーホワイトがいつものように一気に前に行き、他の馬はほぼ横並びでレースは進行した。第2障害はディーホワイトが上手に上げると、ここにイワキブラボー、タイトルボス、カツテンリフジが下ろし、この後にキタノキンショウ、ユウマダイマジンと続いた。ディーホワイトは大きなリードを取っていたが、残り10m辺りで失速。変わって後方から良い脚で追い込んできたキタノキンショウが交わして1着で入線した。キタノキンショウは、今日は速いペースにも対応して2番手集団で競馬ができた。障害は周りの馬を行かせてからかけていたが、今回はすんなり。下ろしてからのダッシュは圧巻で、この馬のポテンシャルを再認識したレースだった。
第21回4~6日目の明け3歳戦
期待のあの子が帰ってくる・・・!
先週の開催では雪も舞った帯広だが、今週は月曜に少し雪マークがあるぐらい。ここのところ軽さのある馬場だが、最後息切れする馬も出るだけに、騎手の手腕も見所となりそう。
今週は1/21 8R A-1は翔雲賞の前哨戦とも言えるレース。ヤングチャンピオンシップ勝ち馬のライジンサンはお休み中だが、ここに来て調子を上げてきているユーフォリアが、ここまでの主力勢相手にどこまでやれるか注目したい。また、黒ユリ賞の出走権は、A-4(1/20 8R)とA-4の結果いかんではB-1(1/20 4R)にもチャンスが回ってきそう。
その他では、半年ぶりに復帰するビッグシラヌイ(1/20 3R C-7)の走りが楽しみ。能力検査、デビュー戦でもパワフルな走りをしており、馬券妙味はなくとも「どのくらい差を付けて勝つか」を見たいところ。