Maybelleのばんえい2歳馬通信 2023-10-06
先週の2歳戦pick up(第13回1~3日目)
10/2 7R A-1
①ミチシオ 1:44.1(1.8%、晴)929kg
前半53秒。いつものようにホクセイポルシェが積極的に前へ。その他の馬はほぼ横一線だったが、レース半ばではホクセイポルシェも集団に取り込まれて、6頭ほどが一団で第2障害へ。第2障害はミチシオが早めにかけて先に下ろすと逃げ込み体勢。下ろしてからはユーフォリアの脚色が良かったが、ミチシオがわずかに残して1着。ミチシオは今日は第2障害の息入れをそこそこに、先に掛けてすんなり下ろしたのが良かった。最後まで粘れる気持ちの強さもある。重賞に向けて視界良好。
10/1 7R A-3
①イワキエンジェル 1:39.9 (2.0%、曇)929kg
前半47秒。 Aクラスらしく、ダッシュを効かせる馬も多く、ペースは速め。前はディーホワイト、オオネガイキンヒメ、イワキエンジェルがレースを引っ張った。第2障害はじっくり溜めてディーホワイトが先に下ろしたが、少しゆるむと、残り20mからぐいぐいと良いのびを見せたイワキエンジェルが差して1着。イワキエンジェルは牝馬OPのいちい賞でも良い走りを見せていたが、今日はさらに成長している印象。特に最後の力強い脚色は目立つものがあり、A-1牡馬との対戦も楽しみになる走りだった。
第13回4~6日目の2歳戦
ナナカマド賞最終切符を狙うA-2戦
今週は雨が降ったりやんだりの帯広も、週末は晴れの予報である程度の乾燥は進みそう。先週もほどよく重さのある馬場でスピードで押し切るのは難しかった印象で、騎手の駆け引きも重要な要素になっており、今週も同様の傾向が継続か。
今週は次開催に迫るナナカマド賞の最終切符を狙う10/8 7R A-2戦に注目。確実に出走するためには勝利が条件になりそう。多くは前走9/18 A-1を走っており、前々で積極的なレースをしたカワノデッカーやグランドスターダムが今回もペースのカギを握るか。ただ、前走は端コースで集中力欠いたオレノトウコンや気難しさを見せ騎手とケンカしながらになったキタノキンショウなども力の差はなく激戦。騎手を入れ替えてきたカワノデッカーとタイトルボス、減量騎手起用のユウマダイマジンなども気にしたいところ。
10/7 7R A-4はその先のばんえい甲子園をにらみ、出走自体が激戦になりがちな十勝産駒(カフカ、メイコウクィーン、ゼン)・釧路産駒(トカチヒロ、アリコ)は賞金を上積みを狙いたい。
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