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Maybelleのばんえい2歳馬通信 2023-09-08


先週の2歳戦pick up(第11回1~3日目)

9/2 6R B-2

①ホクセイレクサス 1:55.6(2.0%、晴)940kg
前半58秒。砂入れ替えで重くなった馬場に苦労する馬もおり、馬群は縦長で進行。最初にほぼ同時に第2障害を下ろしたホクセイレクサスとオオネガイキンヒメ2頭の勝負になった。残り5mでオオネガイキンヒメが苦しくなると、ジワジワ脚を伸ばしたホクセイレクサスが勝利。ホクセイレクサスはまだゲートでソワソワするなど子どもっぽいところがあるが、少し休養を挟んだことで、少し落ち着きも出てきており、今回は積極的にレースを引っ張るなど成長が感じられた。活躍馬ピュアリーナナセの弟でもあり、これからの成長も楽しみな馬。

9/4 5R C-3

①サカノヒメリュウ 1:55.3 (1.4%、小雨)884kg
前半67秒。スタートはまずまずそろい、6頭ほどが先行集団を形成して第2障害まで。第2障害はグラスドゥビジュー、オリエンタルリリー、カブトファイターが先におろして逃げ込み体勢も、後方で障害下ろしたサカノヒメリュウが豪快な末脚を繰り出して一気に前を捉えて1着。サカノヒメリュウは前走もかなりしっかりした脚を使っていたが、今日の追い込みは圧巻。現状では少し湿った馬場の方が気持ちよく走れるのかも。次走もスカッとした追い込みを期待したい。

第11回4~6日目の2歳戦

ナナカマド目指すA-3、牝馬はいちい賞出走狙うBクラスに注目

先週は馬場の砂の入れ替え(スタート~第1障害)の影響もあって重さが目立った。今週末は雨の予報もあり、小雨のあった先週の第11回3日目あたりの馬場を想定しておきたい。
今期は抜けた馬がいない混戦模様だけに、ナナカマド賞に出走できればどの馬にもチャンスあり。それだけに今週勝てば出走が近づくA-3(9/10 8R)は勝負に出る馬も多いかも。少し軽めの馬場ならスタート早いトカチヒロ、好位でのレースが板についたカワノデッカーなど前目の馬を狙いつつ、タカラコトブキ、ホクショウレディーなど牝馬の切れ味にも期待したいところ。一方、例年9月後半にある牝馬OPいちい賞に向けて、ぐぐっと成長中の牝馬も見つけておきたい。B-1(9/10 4R)のホクセイガキタ、B-4(9/11 6R)出走予定のジェイノダイアナなどは走りがしっかりしてきており要注目。


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