Maybelleのばんえい2歳馬(明け3歳馬)通信 2024-02-16)
先週の2歳戦pick up(第23回1~3日目)
2/11 11R 黒ユリ賞
①スマイルカナ 1:52.4 (1.7%、晴)966kg
前半68秒。スタートはきれいにそろい、第1障害を越えてオオネガイキンヒメ、スマイルカナ、ホクショウレディーがやや前へに。ただ、息はたっぷり入る展開で、横並びでレースは進行した。第2障害にはスマイルカナが先着し、かなりスムーズに障害を上げると、下ろしてからもダイナミックなキャンターを残り20mぐらいまで踏み、圧倒的な強さを見せつけた。スマイルカナは前半は少しやる気が余っているぐらいで、第2障害もほとんど息を入れずに馬自らが上げようとしており、この斤量でも余裕があったのかも。イレネー記念も牡馬相手に軽視できない存在となりそう。
第23回4~6日目の明け3歳戦
イレネー記念出走権争いに滑り込めるか?
週中に雪があった様子の帯広は、砂煙の舞っていた先週に比べると多少湿り気も出てくるかも。ただ、週末は晴れ予報、月曜日は最高気温12℃の予想で馬場も変化してきそう。
翔雲賞、黒ユリ賞を終えて、イレネー記念出走馬も固まりつつあるなか、今週のAクラス戦は出走権最終切符を望みをつなぐレース。ただ、このレースで勝っても次開催(第24回)も好走が必須で条件はなかなか厳しい。とはいえ、これまでこの世代を引っ張ってきた子に加え、冬にググッと成長した馬も多く、見応えのあるレースになりそう。冬に入って気性が成長した印象のリュウセイウンカイ(2/17 A-3)・キタノキンショウ(2/18 A-2)、前走念願の3勝目をあげたイワキブラボー(2/18 A-2)などの走りに注目したい。