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Maybelleのばんえい2歳馬通信 2023-10-27


先週の2歳戦pick up(第14回4~6日目)

10/21 8R A-2

①キタノキンショウ 1:41.5(2.3%、曇)960kg
前半42秒。スタートはそろい、早いのはいつもの通りディーホワイト。少し離れてキタノキンショウ、ユウマダイマジンなどが続いた。ディーホワイトが一足早く第2障害を上げ、逃げ込み体勢だったが、残り10mで苦しく。ここにキタノキンショウ、マルホンマユヒメ、ジェイミユウ、ホクセイガキタが追いついて、わずかにキタノキンショウが前に出て1着。キタノキンショウは相変わらず若馬らしさ全開だが、今日は馬場が軽かったのもあってか、いつものような反抗は見せなかった。まだ子供っぽさはあるものの、かなり成長した印象。力のある馬だけにこの調子でレースに集中できるようになると伸びてきそう。

10/22 8R A-3

①コトブキテンザン 1:43.7(2.0%、晴)957kg
前半45秒。スタートから飛び出しが良いのがコトブキテンザンで、掛かり気味に一気に先頭に立った。コトブキテンザンは勢い衰えず、良いペースで第2障害に到達すると、一気に他を突き放した。さすがに残り10mでは苦しくなっていたが、最後まで詰まらず1着。今日のコトブキテンザンは出足から勢いがあり、渡来Jも馬の気持ちを優先して気持ちよさそうに走らせていた。第2障害も少しふらつくシーンはあったものの、大股で前に行く気があふれて良い感じ。さすがに最後は苦しくなったが、気を抜かずに走り切ったのも成長を感じるポイント。

第15回1~3日目の2歳戦

秋になってググッと成長を見せる馬をチェック!

今週の帯広は晴れ続きだったものの、土曜日は若干雨の予報も。重ため→徐々に軽くの馬場変化も想定しておきたい。
来週から始まる「ばんえい甲子園」予選を前に、今週はA-2・A-3、B-1、B-3と上位クラスのレースが続く。来週の北見産駒特別以外は、勝てば出走狙える子もいることから、生産地もチェックしつつ観戦したい。また、今年の2歳の牝馬戦線はスマイルカナ1頭が抜け出すかたちで進んできたが、ばんえい甲子園から年明けの黒ユリ賞に向けて、勢力図の変化にも注目。特に秋に入って成長著しい ジュエリーディア(10/28 6R B-1)、シンエイファイト、マルホンマユヒメ、ジェイミユウ(10/29 8R A-3)などの走りが楽しみ。


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