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Maybelleのばんえい2歳馬(明け3歳馬)通信 2024-03-01)


先週の2歳戦pick up(第24回1~3日目)

2/25 8R A-1

①コトブキテンザン 1:30.1 (1.5%、曇)992kg
前半41秒。いつものように絶好のスタートを決めたのがコトブキテンザンだが、今日は第1障害を越えてやや足を溜める形に構え、前はウルトラコタロウとホクセイハリアーがレースを引っ張っていった。第2障害はホクセイハリアーとウルトラコタロウが先に上げると、すぐにショータイム、フレイムファースト、アヤノダイマオー、ミチシオなども続いた。しかし末脚が爆発したのはコトブキテンザンで、一気に前を捉えると軽快に差しきった。コトブキテンザンは、以前のような道中の騎手とのケンカもほとんどみられず、しっかり足を溜めることができるようになるなど、ここに来て成長著しく、課題のある障害もかなりスムーズに上げていた。イレネー記念に向けて有力馬にまた1頭加わった。

第24回4~6日目の明け3歳戦

来期のスター候補を探せ

前回の最後は雪の中での開催となり、その後も断続的に雪模様の帯広。ヒーター効果で雪は溶けると予想も、水分はたっぷり含んで軽い馬場になるか。ただ、ここのところの馬場は水分を含んでも、昨シーズンのような超絶時計の出る馬場にはなっておらず、ペース配分が難しそうで騎手の腕にも注目したいところ。
イレネー記念出走権争いはほぼ決着がつき、今週は各馬ともに今期の仕上げのレースといった様相。Aクラス3レース、Bクラス5レースと上位クラスも多く、来期のスター候補を見つけるような見所の多い週になりそう。特に3/3 8R A-2は前走快勝のユウマダイマジンに、連勝中のキタノバンリュウ、ジワジワと力をつけて今後が楽しみなキタノキンショウやアオノオサムライなど、目移りするメンバー構成。個人的にはヘッチャラの弟ガムシャラ(3/2 6R B-2)の走りにも注目。700kg台でデビューした馬体も、今や900kgを超え力強さが増してきており、良い走りを期待したい。


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